不動産取引のトラブルに関しては、以前、土地購入の流れで、少しお話しました。
不動産取引は、一般のお客様が、裁判にまでなりやすい取引の代表です。
- 不動産取引は、高額な取引になる事
- 不動産取引は、決められた商品とは違う事
この二つの観点からご理解頂けるのではないでしょうか。
しかし、『いきなり裁判だ!』
といっても、弁護士費用なども考えると、事を荒立てられない場合も出てきます。
では、そういった時は、どうしたら良いのでしょうか。
このような事は、購入前に、あまり考えたくない話ですが、不動産取引に関する事前知識を理解しておく事が、不動産取引後のトラブル防止の一番重要なファクターになるように思います。
先ずは、
目次
不動産取引のトラブル相談窓口をお伝え致します。
- 都道府県・市区町村の消費生活センター
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構
- 公益社団法人 不動産流通近代化センター
- 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会
- 公益社団法人 不動産保証協会
の5団体に相談する事です。
こられは不動産業を営む上で、
必要な宅地建物取引主任者の免許発行を管理する所。
不動産の売買情報を管理している所。
不動産取引のグループである保証協会です。
それぞれのホームページへ上記リンクから飛んで頂ければ解りますが、
トラブル事例なども載っている為、事前に見ていただくと参考になると思います。
不動産取引のトラブル事例を見ていただければわかりますが、細かい所から大きな金額のものまで大小様々載っています。
不動産の取引の際、トラブルを回避する為に必要な事は?
不動産に関するトラブルの多くは、事前に解決出来たはずの問題が多く、トラブル発生時の対応次第では、大ごとにならない事の方が多い気がします。
そう言った意味でも、お願いする不動産業者の質はとても大切ですね。
しかし、不動産業者さんの質に関して判断するには、実際の対面での判断になりますので、それは少しおいておいきます。
そういった不動産業者さんの質以外で、不動産取引のトラブルを回避する為の知識をつけておきましょう。
1.その不動産業者さんが加盟している保証協会はどっちか?
不動産仲介業者さんはその業務を営む為に、保証金を納める必要があります。
しかし、一口1000万円の保証料という事もあり、個別でそのような、保証金を納めている業者さんは殆どいません。
上記でも上げた保証協会に加盟する事で、この保証料を分け合って納める事が出来る為、殆どの不動産仲介業者さんは、どちらかに加盟しているのが現状です。
このどちらの不動産の保証協会に入っているかによっては、相談する所が違ってきます。先ずはここをチェックしましょう。
2.重要事項の説明をしっかりと受ける
不動産取引を行うにあたって、この重要事項説明が肝です。
この重要事項説明を簡単に言えば、
契約が成立する前の間に取引する建物に関する取引条件を事前に告知して、適切な売買判断が出来るようにする説明書になりますが、これは、宅建業法上必ず行わなければならない義務にもなるものです。
どのような説明があるかは、実際に書式を見ていただくのが一番。
その土地に関する基本的な項目から法律に関すること、地域による制限や埋設されている設備、お金に関する項目まで、購入判断の際、重要になってくる項目は網羅されているです。詳しくはこちらからリンク見て頂ければと思います。
つまり、
この重要事項の説明がキチンとなされているかがポイントなんです。
不動産業者さんの中には、何となく適当に説明している会社さんもあります。
が、非常にポイントですので、必ずしっかりと説明を受けるようにしましょう。
またこの重要事項の説明を契約日に一緒に行う業者さんもあります。
が、出来る限り内容をキチンと理解した上で契約するようにしましょう。
3.不動産取引までの順序を覚える
一般的な順序で行けば、
- 良い土地が見つかった
- 買い付け証明を相手方に出す。
- 直ぐに重要事項の説明を受ける。(検討して良ければ)
- 不動産売買契約
の順番です。
しかし例えば、人気の土地だったりする場合、
その判断期日が少ない物件も出てきます。
あわてない為にも、この土地購入判断をきっちりと出来る状態にしておく事が望ましいと思います。
実際にトラブルが起こってしまったら
一番最初にあげた関係機関にまずは相談をしてみましょう。
また、もしその上で解決出来ないという場合は、裁判という事になってくるのですが、
不動産に関して経験豊富な弁護士を探してもらいましょう。
特に売買の相手方が企業の場合、
単純なお金の話だけでなく、企業イメージもある為、その道のプロに頼む場合が多いようです。
その他の対応は?
今はソーシャルメディアで個別で情報発信が出来る次代です。
個人でも情報発信をする事も出来るので、
そういったSNSをつかって、その会社の評判をトラブル前から色々と書いてあげる事。
また、新聞社などにこんな事があったと、取り上げてもらい、民意を勝ち取る。
など色々と出来るようにも思いますので、そんな事も考えつつ、情報発信をする事を心がけて頂くといいかも知れません。
これが一番効果あるかも…
という事で、少し不動産取引に対する注意点などをまとめてみました。
もし、
まだ土地購入前の方であれば、私どもでも第三者的な土地購入アドバイスを個別で対応していますので、お問合せ頂ければと思います。
また、不動産用語集で一番最初にあげた4社に関する簡単な説明はこちらでしていますので、参考にして頂ければと思います
参考記事:土地購入の流れと注意点
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