契約後の思わぬ予算UPを避ける方法
4月、家づくりのお考えの方は気持ちも新たにスタート!とお考えの方も多いタイミングですね^^
私の方は、4月、e-戸建ての第二回目のコラムを掲載する事ができました。
e-戸建コラム:契約後の思わぬ予算UPを避ける方法
今回のコラムは、
【契約後の思わぬ予算UPを防ぐためには?】
という題材です。
e-戸建てさんの掲示板で、色々な口コミを見ていても思いますが、
契約後の予算UPで『聞いてない!』という話は、よく書き込まれている内容です。
これから家づくりを考える人としては、『注文住宅にはこういった事も起こりえること』として、不安に思われている方も多いのかな?と思ったりします。
そこで、第二回目のコラムでは、
何故?
- 思ってもいなかった予算UPが出てきてしまうのか?
- それが後を絶たないのか?
を、3つの問題点をあげ、それをどのように解決すれば良いのか?を簡潔にまとめてみました。
…と言っても、画像を読み解いて頂く必要もありますが…
- 『こんな感じになるんだったら、家なんて考えなければ良かった!』
を少しでも無くせればと思い、練りに練ってコラムを書いてみましたので、是非ご一読いただければと思います^^
e-戸建コラム:契約後の思わぬ予算UPを避ける方法
間取り相談で感じる、家づくりの難しさ
e-戸建てさんへのコラム掲載内容に合わせて、ここでも色々と補足として書いてみたいと思います。
…因みに、ブログでも以前から告知をしてきている有料の間取り相談サイト(色々な準備)がなかなか進まない状況で^^;
無料の間取り相談のままとなっている状況なのですが、三月、四月は間取り相談を数多く頂いています^^
その間取り相談で、色々な会社さんの間取りを拝見して改めて思ったのが、
契約前の間取りの検討を
【もっともっと】して欲しい!!
です。
もっと色々と家の提案を受けて欲しい!
はい、e-戸建てさんでのコラムでも書きましたが、契約後の思わぬ予算UPを防ぐ為にやってもらいたい一つとして、
- 『デザイン提案を出してくれる会社さんを見ること』
をあげました。
これまでの家づくり相談で、実際にそういったデザイン提案を受けた経験をされた家づくり相談者さんから
- 『こんな家づくりがしたかったのが解りました!!』
という話を多く頂いている経験からです^^
『…具体的にデザインってどこのこと?』
をお伝えするのは難しいのですが、ただ、第五回目(ぐらい)のコラムで、会社さんの見分け方もしっかり書いていきたいと思いますので、そちらはお楽しみにして頂ければと思います。
話を戻しますが、間取り相談では、
良いも、悪いも、その会社さんでの考えで、固まってしまっている場合が多いように思います。
*もしくは、会社さんからの提案がなく、お客様のお考えだけで固まっている場合も。
間取りを打開する為には!
- お施主様の知識や経験を増やす
↓ - その為には、デザイン提案が出来る会社さんから実際に提案を受けもらうこと
↓ - そういった経験をすることで、その後の家づくりに違いがでる!
という流れが一番の近道です。
…こんなことを言うのもなんですが、この経験が出来るとかなり意識が変わると思います。
デザイン提案はパッシッブ提案でもある
また、こういった記事をお読みいただく場合、
もしかしたら、
『私たちは、特に家にデザインは求めてないよ!』
となる方もいるかもしれませんし、文字だけで捉えてしまうと【デザイン提案=見た目】という感覚になってしまうようにも思います。
…事実、私もそういった感覚が仕事を始めた8年前ぐらいはありましたので、解る気がします^^;
ですが、実際の提案力のある人たちの間取りを拝見していると、
家本来の機能美としてデザイン提案を出してくれているように思います。
- 日当り
- 風通し
- 暮らしやすさ
- 収納提案
などは、当然の提案として、見た目はその副産物としてある。という感覚です。
これらは、パッシッブ提案の本質でもあるように感じますし、ここでお伝えしている話は、それを含めたデザイン提案です。
という事で、
どんな方でも、『家にデザインも求めて!』いただければと思っております。
性能に囚われすぎるのは要注意!!
また、コラムでは、
【住宅の性能提案も受けよう!】
という話をしました。
性能という話の主題は、気密・断熱性能に関してですが、コラムでは、実際に提案を受けて、腹に落としてください、という話をしています。
その時の提案とは、
- 実際に説明を聞く。
- それを体験する(モデルハウスの見学や、出来れば入居者の家にいく)
所までやってもらえればと思っていることをお伝えしました。
↓↓↓その上で、補足です↓↓↓
性能の判断はとっても難しい!
という事を、是非意識して頂ければと思っています。
例えば、性能が際立っている会社さんから提案を受ければ、
- 『うん、やっぱりこの性能が必要だ!!』
- 『この会社じゃないと!』
となってしまいます。
兎にも角にも、【この性能!この会社!】となってしまいます。
ですが、『それはそれでもったいない!』と家づくり相談を受けていて感じることがあります。
先ほどもお伝えした通り、【住み心地】という大きな枠で考えれば、家の設計で色々と解決できる部分も多いですし、
逆に、
『この会社の性能は、あまり良くなさそうだな~』
と思っていた会社さんでも、そこで性能の提案(住んでいる方の話を聞く体感)をしてもらう事で、
『え、十分じゃん!!』
となる事も大いにありえるからです。
Q値1.6、C値1.6でも実は十分かも!…??
何故、このような事を言うのか。
ですが、これは私の経験の話でもあったりします。
私がハウスメーカーに勤めていた時、木造の家も扱っていたのですが、その当時(今から8年ぐらい前)の家の性能は
- Q値(断熱性能を表す数値で当時はUA値ではなく、Q値でした)1.6
- C値(気密性能を表す数値)1.5
ぐらいでした。
当時のハウスメーカーさんの中で数値としてはかなり良い方で、現状でも鉄骨メーカーさんの商品では、このレベルまで来ていない商品も多いです。(特に気密性能はかなりの違いになるかと)
その当時でも、入居者さんからは、
『この家、とっても暖かくて、とっても快適です!』
『しかも光熱費も全然かからないんですね』
という評価を頂いていました。
勿論、諸所の設備関係などの条件を揃える必要はあるかと思いますが、
結論として、
『Q値1.6、C値1.6でも、性能としては十分!』
だったりする事もあるのではないか??という感覚もあったりします。
*あくまでここは人の感覚かもしれませんが、今の家づくりであれば、この数値を満たす事が出来る会社は全部ではありませんが多くありますよね^^
*むしろ、その性能が長く続くような家づくりの方が重要なのかも?
という感覚もあったりします。
もっと柔軟に考えても^^?
また、性能提案にこだわりすぎる会社さんで、
- 断熱材はこれ!
- 換気システムはこれ!
- 気密性能は絶対これ!
となってしまうと、
- 価格的にどうしても無理が出てきてしまう
- デザイン(機能美)を活かせない
所も出てきています。
…勿論、それらをひっくるめてお値打ちな会社さんをみつける!という方法も無くはないかと思いますが^^;
『一生に一度の家だから!』と後悔のない家づくりを考えた結果、そういった性能だけで家づくりを決めてしまうのは少しもったいないと思ってたりします。
…
何事も全体のバランスを考える必要があるということですね。
この記事とe-戸建の記事を合わせて、お読みいただければです^^/
e-戸建コラム:契約後の思わぬ予算UPを避ける方法
↓↓↓参考記事はこちらから↓↓↓
先回の記事:家づくりには必須!?火災保険に関する対談企画
先々回の記事:マッキーの九州旅行記
過去の記事:住宅の口コミサイトe-戸建にコラム掲載&イメージキャラクター
【絶対!素敵な家にする!vol.2】
本当に、その間取りで契約しても良いの??
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*気軽にお問合わせくださいね♪
2018/04/15 | Rebroathome, これからの家づくり
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