これからの家づくり 家づくりの注意点

消費税10%に向けた準備と、ワンポイント間取りアドバイス

投稿日:2018/01/04 更新日:

お正月も終わりですね^^

私もお正月の3日間はしっかりお休みを頂きました^^さてさて、今日から仕事始め!です。

2018年の住宅動向を考える

2018年は消費税10%に向けての動きを!

はい、今回は新年一発目の記事(先回はご挨拶)ですので、2018年の住宅動向を再確認しておきたいと思います。

今年は何と言っても、

  • 2019年10月の消費税10%に向けた動向とその準備

になるかと考えています。

そこで、消費税UPをおさらいしておくと、

注文住宅の消費税10%は

  • 2019年10月1日以降の引渡しから

です。

2019年9月末までに家の引渡しをすることで、消費税が8%のままで済むということですね。

はい、先ずは、家が完成するタイミングの期限ですので、覚えておいてください。

また、注文住宅の場合、契約から引渡しまでの時間がかかります。

タイムラグがあるので、そちらも考慮されていて、

  • 2019年3月末までの請負契約(会社決定)をすれば、10月をすぎても8%のまま

です。

つまり、家の完成が2019年の10月以降となっても、2019年の3月中に契約をしておけば、消費税は8%のままという話です。

この2つのポイントはとても大切なので、しっかりと頭に入れておきましょう。

とりあえず契約はダメ!!

そして、その時に起こる事もある程度は想定ができますので、ここは事前情報として注意しておきたい話をご紹介します。

先ずは、

  • 2019年3月末での『とりあえず契約』が増える事

です。

消費税が8%のままで家を建てる!を考えると、当然の心理でもありますし、各会社さんから『とりあえず契約だけしておきましょう!』という話が出てくるかと思います。

しっかりと比較検討していれば大丈夫なのですが、検討出来ないまま、この『とりあえず』をしてしまうと、悲惨な事になりやすいです^^;

突貫工事になることを防ぐ!

また、一部の工務店さんやハウスメーカーさんでは、2019年3月までに契約が出来なかったとしても、まだ消費税UPを諦めない会社も出てくるかと思います。

  • 『2019年3月に契約出来なくても、4月中に契約すれば、10月の完成が間に合う!』

という会社さんが出てくるという話ですね。

その為、4月の契約で9月末の引渡しをするような『駆け込み受注』も増えていくように思います。

因みに、

2019年4月で契約して9月に家の完成が出来る

を考えてみると、

  • 4月に会社と契約
  • 4月~5月で家の打合せ
    ↓ (申請期間などをしっかりと考えると、かなり厳しい、短い打合せ期間です…)
  • 6月初旬に着工
    ↓ (着工から引渡しまで4カ月)
  • 9月末に引渡し

であれば、普通の工務店さんならギリギリ間に合う工期です。

また、ハウスメーカーさんやローコスト系の会社さんは、今は平均工期が3カ月弱ぐらいだったりもしますので、こちらも間に合ってしまいます。

ですが、正直、現場があれてしまう確率の方が高くなるため、こういった目先の話は辞めておいて頂いた方が良い、、、と個人的には思います。

*ちなみに、建築家さんやデザインの強い工務店さんだと工期が最低でも半年ぐらい見ないといけない事もあり、難しいかもしれません。

2019年9月ごろに工事が集中する!

2019年の住宅業界は良い意味でも悪い意味でも活性化されていきそうですし、その流れで、恐らくですが、消費税増税が決まる2018年の中旬ごろ(??)から、活性化していきそうな感覚があります。

特に、2019年9月は、引渡し(完成)を間に合わせようと、現場が集中する事も考えられ、この時期は現場でのトラブルが多発する事も過去の事例から考えられます。

因みに、

先回、先々回(消費税が3%→5%、5%→8%)の『とりあえず契約』の時は、本当に多くの方から『契約してしまったのですが…』という相談が来ていまたし、消費税の切り替え時期の建築現場の荒れの相談も多くありました。

ですので、もし家を考えている方がいれば、

この2018年のタイミングで、ある程度ゆとりをもって、会社選定を進めて、少し早めの契約を意識して頂いた方が良いかとも思っております^^

理想は、

  • 2019年の3月、4月ぐらいまでに家を完成させる

スケジュールが良いように思います。

恐らく3月ごろから現場はかなり込み始めますので、その時期には住んでいる状況が一番良いのではないか?とも思います。

*…う~ん、景気が回復傾向にある昨今の状況を考えれば、住宅ローンの金利もどうなるか解りませんので、早め早めの計画が良いかな~と、今のタイミングでは思っています。

消費税UP後は??

因みに消費税UP後(2019年10月以降の家の完成の方)のメリットもあり

  • 住まい給付金が30万円(年収510万円以下)→50万円(年収775万円以下)
  • 贈与税の非課税枠2500万円(2019年4月1日~2020年3月31日)
    *消費税が10%の方
    *一定の基準を満たした家を建てる場合は3000万円
    *2018年は非課税枠が700万円(一定の基準を満たせば1200万円)

となりますので、もしかするとそちらの方がメリットがある場合も出てきますね。

ここら辺はお金の相談(FP相談)と併せて、計画を立てた家づくりが必要となりそうですね^^

参考記事として、一度10%が延期される前に同じような記事を書いていますので、そちらもご参考下さい。

そろそろ一度、消費税増税に関して

Rebroathome03

ワンポイント間取りアドバイスを定期的にSNSでUPします。

はい、2018年ですが、SNS(インスタグラム)をつかってワンポイント間取りアドバイスをしていくつもりです。

以前、リビングの窓を考える【イラスト付き】という記事と同じシリーズです。

何となく、皆さまが悩むであろうポイントなどをお伝えしていければと思っております^^

間取りワンポイントアドバイス(キッチンの見せ方)

キッチンの見せ方(LD側から)

という事で、早速ですが、本日夜に一つUPします。

キッチンの見せ方ですね。ここら辺は、もうご理解頂いている方も多いかと思いますが、キッチン自体は全て同じキッチンでも、LD側からの見せ方は様々です。

最近だとパネルで隠すようなデザインも出来ますし、周りをどのように飾るか?でかなり印象も変わりますよね。

キッチン後ろのカップボードの見せ方も踏まえて考えていきたい所ですね。

やり方によっては、10~30万円ぐらいのUPでおおきく雰囲気が変わりますし、大工さんがその場の作業で出来るようなものであれば、殆ど追加も無しでいけるかと思います。

カワイイLDKな感じも、かっこいいLDKな感じも、中身は同じ!でデザインを考えて貰えればと思います^^

ではでは、2018年始まりましたが、今年もよろしくお願い致します^^


↓↓↓家づくりの参考記事↓↓↓

記事01:その間取り、トキメク間取りになってます?

記事02:消費税増税前の駆け込み需要で現場があれる??

*消費税が5%→8%にあがる時の話です。

記事03:消費税が10%に上がる前の準備をしよう!

*一度消費税の増税が延期になる前に書いた記事です^^;

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