*

欠陥住宅に当たるかは…最終的に、運!?回避するための2つの方法と、会社さんごとの対策方法

今回は、最近ブログで注意喚起を促してこなかった、“家づくりで起こる、欠陥住宅の話”をしてみたいと思います。

久しぶりな項目なので、長めの記事です^^

また、今回の記事は、本当は3月におこなうセミナーに向けて、“かっこいい家づくり”という記事を書こうと考えていたのですが…最近の家づくり相談の問い合わせ状況を見て、家づくりの良い部分、楽しい部分だけに目がいってしまう危険性を感じ、“欠陥住宅”に関しての話をさせて頂ければと思いました。

“かっこいい家づくり”の話は次回しようと思います。

欠陥住宅は、…運!?

欠陥住宅はどれぐらいの確率で起こる??

「欠陥住宅を無くすなんて事は無理で、完璧な家なんて造れません!」:大手ハウスメーカーの現場監督さん

という言葉からも気になると思いますが、先ずは、どれぐらいの確率で欠陥住宅が起こっているのか?を考えていきたいと思います。

*因みに、上記の言葉「欠陥住宅を無くすなんて…」は、実際に言われた言葉です^^;

細かい統計がある訳ではないので、専門業者さんに数名確認させて頂いた上での件数ですが、

  • 大きな欠陥(:建替えも検討しなければいけないぐらいの欠陥)は、
    100現場あれば1~3件
  • 中くらいな欠陥(:建替えまでは行かないにしても、比較的大きな補修が必要)は、
    100現場中に1~3件
  • 小さな欠陥(:簡単な補修)は、
    100現場あれば、3割以上

ぐらいの数値の感覚を持って頂ければと思います。

はい、つまり、結構高い確率で起こりえるんです。

住宅の瑕疵を見付ける専門業者さん(住宅検査機構さん)から話を聞けば、“え?ウソでしょ??”と思えるようなミスは日常茶飯事だそうです。

『完成後の一発検査(*1)をすれば、必ず、なんらかのダメ出しが見つかります!

住宅検査機関さん。

*1:一発検査とは、通常の第三者検査となると、設計図面の段階からチェックが入り、建築途中の各工程で第三者検査をしていくのですが、完成後に、色々な機材を使い、完成物を一発で検査する方式の事

例えば、

  • 高気密・高断熱住宅を謳っているのに
    →“引渡し後に寒い!”
  • 耐震等級3!と言われて安心してたのに
    →“建具がたわんで開かない!”
  • 大きな会社さんで安心だと思ったら
    →“雨漏れがする!”
  • うちは現場大工さんにしっかりとお金を払ってるから!と言っていたのに
    →“基礎のひび割れが見つかった”
    →“現場も汚い!”
  • 雨で部材が濡れても大丈夫!と言われたのに
    →“床が膨らんだ!”
  • 持ち込みたい物を事前に伝えていたのに
    →“入らない、サイズがおかしい”

だったりと、欠陥実例を出せばキリがないですし、“本当に?”と思えるミスは“今でも!多数”発生しています。

こういった事例は、インターネットで検索すれば、枚挙にいとまがありませんし、是非、大丈夫でしょ?と軽く考えずに、一生に一度の買い物という事を再度認識して頂ければと思います。

先ずは現場チェック‼

今の欠陥住宅は、先ずは現場チェック!!

上記のような欠陥住宅に関して、インターネット等で調べる場合、少し注意点もあります。

欠陥住宅が起こった時期によって、“今は大丈夫!”という話もあったり、あまりに過剰に書いてあるものもあります(その当時の家づくりだから、そうなっているがあります)ので、あくまで公平に判断する必要があります。

例えば、

“高気密・高断熱住宅と言われていたのに寒い!”という事例が5年前のネットの投稿で見つかった場合、

5年前と今の家で比べれば、“高気密・高断熱”という同じ表現でも、全体的な家の数値レベルが上がっています。

その為、当時原因となっていた、断熱性能自体は、恐らく今は高いもので設計されている事も多いです。

その上で、“今、寒い!”記事もあったりしますが、その原因は

  • 現場で、気密がしっかり取れなかった
  • 現場での断熱施工が悪い
  • 断熱材の経年変化が起こるような事が現場で起こった:断熱材に水が入ったなど

などに起因する事が殆どです。

つまり、

“欠陥の多くは、現場で問題が起こる事が多い!!”

が言え、もし、建築途中で、こちらからしっかりとした指摘を出していたら、事前に防げる内容もあるという事を認識して頂ければと思います。

何が原因でミスが起こるの??

では、家づくりにおいて、何故?そんなミスが多発するのでしょうか?

ミスの多くは、

  • 営業マンさんの伝達ミス??
  • 現場監督さんの監理不足?
  • 大工さんの不注意?そもそもの知識不足?
  • 下請け大工さんに支払うお金の問題??
  • 設計段階でのミス??

等の人為的な所だったりします。

また、結論を言えば、発生原因は、その時々で変わります。

人が関わる事から、どんなタイミングでもミスが起こる状況が考えられます。

当然、それを防止しようと考えても、素人の私たちには、全ての管理(人材配置も含めて)は出来ません。

その為、欠陥住宅になるかならないかは、最終的に“運”という事が言えてしまうのです。

欠陥住宅を少なくする為の方法は??

ではでは、“運”に任せないとダメなのか??

となりますが、そうではなく、欠陥住宅を少なくするための方法もあります。

結論から言えば、

  • 建築会社さん選び
  • 施主様による細かい現場のチェック

の二つが最も効果的なミス防止方法です。

因みに、

しっかりとした知識を知っていれば、現場チェックは一般の方でも出来ます。

また、もし実際に欠陥住宅に当たってしまった場合でも、これまでの建築業界の常識であった

  • “クレーム産業、施主の泣き寝入り”から
  • “施主様が勝てる”

時代にもなってきつつあります。*絶対に勝てる訳でもありませんが、公平な判断が出来る。また施主様が対抗措置を設けられる時代です。

そういった事からも、事前チェック、事後対応の大切さは是非知っておいて頂ければと思います。

業者選びがやっぱり大事!

欠陥住宅を無くす為の第一歩!業者選びがやっぱり重要!

上述したように家づくりにおけるミスの多くは、今は、人為的なミスからくるものです。
*もしくは、現場の大工さん(管理者や設計士さん)が無知な為に出るミスです。

また、現場チェックによる防止方法というのもありますが、

それ以前に、

欠陥住宅を避けようと思った場合、“業者さん選び”がものすごく重要になってきます。

愛知県内でも、この業界の中には、“ここはそもそもやめた方が良い!”と、言われている会社さんもあります。

そういった会社さんに当たらない事が、先ずは重要!という事ですね。

そこで、この記事では、

欠陥住宅を無くす為の業者さんの選び方

の簡単な目安をお伝えして行きたいと思います。

①.しっかり現場監理が出来ている会社か?

この話は、

  • 建築会社さんの規模。
  • つかう構造体
  • 建てる家の難易度、デザイン

にもよりますが、基本的な項目として、しっかりとした現場管理体制があるかどうか?はすごく重要です。

現場管理者がいない会社は論外ですが、

例えば、

  • 一人の現場監理者が同時期に何件(何十件)も管理する大手の会社さん
    →当然、現場監理の目が行き届かない事が想定できます。

対策1:施主さんが現場に顔を出す事。

対策2:建築の途中途中で、現場監理者さんと現場チェックできるタイミングを3回ぐらい(上棟後、断熱材施工後、クロスやフローリング前ぐらいのタイミング)設ける。

*契約前にその旨を伝えておく事。

*基礎現場などは、基本的には自分たちで水平レベルなどをもって、確認しておきましょう!

  • 小さな会社さんであれば、
    →現場監理に毎日行く、もしくは、作業を一緒にしているかどうか?
    等があると、心強いです。
    *“家づくりが好き”な社長さんの会社さんは比較的安心出来たりします。

対策1:小さな会社さんの場合は、現場監理は出来ている事も多いのですが、逆に、経験値がどれぐらいあるのか?その現場をどのようにチェックしているのか?を事前に話を聞くようにしましょう。

*小さな会社さんの判断は、1社だけだと難しいので、何社か同じ規模の会社さんで話を聞くようにしましょう。

②.現場チェックをしなくてもすむ施工体制の会社か??

また、上記のように、現管理者さんが、一人で何十件と現場を抱える大手建築会社さんなどは、それが、問題なく施工できる家であれば、安心!という事も言えます。

問題なく施工できる

  • 商品がかなり固定されいている
  • つかう部材がガチガチに限られている

の事になりますので、それはそれで、

  • そもそも注文住宅と言えるのか?
  • インテリア、造作などを考えるとどうなのか?

という別の観点からの意見となってしまう事もあります。

実際に、大手メーカーさんの中には、こういった体制がしっかりと出来ている会社さんも“少ないですが”あります。*因みにユニット工法の事を言っている訳ではありませんし、安心できる会社さんはかなり少ないです^^;

“つくる家の難しさ”に合わせて、色々な検討が必要です。

③.短工期の会社は気を付ける!

また、近年の家づくりは、兎に角、効率化が進んでいて、基礎着工~家の完成までの期間が3カ月(2か月)という現場も多いです。

そういった会社さんの場合、監理体制と言う以前に、そもそも家づくりにおいて、

  • 一度現場を止める
  • 現場を施主様と一緒に検査

を何度か繰り返して頂く必要があり、そういった事が出来るか?を事前に確認しておきたい所です。

『値引き条件で、3カ月後の月末までに完成引渡しが出来れば!』などの甘い条件は、必然的に工事が急ピッチになってしまう事と現場検査(修正)をする事が出来ない場合も多いので、注意…出来れば辞めて頂いた方が無難です。

④.建築家さんの場合でもチェックは出来る方か?

例えば、建築家さんとの家づくりでも、現場チェックの感覚は持つべきです。

有名な先生だから、大丈夫でしょ?ではありませんので、気を付けましょう。

*実際にそういった所の方が、家のデザインに拘りすぎて、問題が多い事もあります。

⑤.家の構法、それを熟知した上でデザインをしている会社か?

欠陥住宅を無くす為には、知識も非常に重要です。

例えば、

価格が安くなるから、2×4工法で!と言っても、慣れていない会社さんは、“在来工法と同じ感覚で2×4工法の施工をしてしまう”場合があります。

2×4工法には2×4工法のしっかりとした基準があり、それをキチンと守ってやっているか?は意外と疎かになっている会社さんが多いのも事実です。

もっと言えば、

間取りを考える場合、本来の“2×4工法”をしようと思うと、“規制が多く、面白くない家”になる事も多くある…でも、お客様の要望を叶えないと!という所から、無理な施工をしてしまう業者さんも多いです。

工法を熟知しているか?を考え、その会社さんの過去の経験値もチェックしておきましょう。

その他の工法でも、こういった話は、星の数ほどあります。

デザイン面が、建築会社さん選びの重要な要素になりつつある今だからこそ!

“基準に基づいた設計+これまでの経験”があるか?

は判断していきたい所です。

欠陥住宅は、いつだって起こりえる!

“欠陥住宅”はいつだって起こりえる!

という事で、まとめます。

欠陥住宅は、

  • いつだって、どこだって、どの会社さんだって起こりえる。

事を認識しつつ、

  • 自分たちでも現場チェックをする!

意識を持ち、

  • 会社さん選びの段階から!

現場監理体制の事も意識する。

をして頂ければと思います。

本当に色々な欠陥が今でも見つかっていますので、気を付けたい所です。

また、

もし、欠陥住宅が自分の家で発生してしまったら

“自分たちだけで、解決する”のではなく、しっかりとした第三者検査機関を入れたり、時間はかかりますが、弁護士を入れ裁判の必要もあるかとも思います。

*ホームインスペクションのような簡単な検査か?本格的にがっつり検査する所か?の違いも検討が必要ですね。

特に、家づくりをされる若い方(20代で家づくりをする方は特に)や、現場の大工さんに強く言えない(気弱なor人のよさそうな)現場監督さんなどに当たってしまった場合は、それが故に発生しやすい問題も出てきますので、色々と見極めたい所。

最終的には“運”の良し悪しで決まってしまうと言いましたが、出来るだけ、運の要素を排除する作業も必要ですし、運を味方につけるような行動をする事も重要だと思います。

参考にしてみて下さい。

次回は、“かっこいい家づくり”です^^/

Rebroathomeでは、初めての試みとなる3月5日の無料家づくりレベルUPセミナーですが

…なんと、

…参加者が、

―――――――――――――――――――――

…今の段階で4組になりました

特に広告宣伝費用を掛けている訳でもなく、お申込みがどれぐらいくるかな?とも思いましたが、俄然いいセミナーに出来ればと資料作りに精を出したいと思います。

一旦、2月26日の日曜日(~24:00)までは、引き続きセミナーのお申込みを受け付けます^^。状況を見て、会場を変える等の対策を取れればと思っております。*若しくは、二回目のレベルUPセミナーを早期に開始するか?を判断していきたいと思います^^/

――――――――――(2017/2/24:18:00更新)

  • セミナーで家づくりのレベルUPをして頂く。
  • 会社の判断時間を早める。
  • 多くの会社さんを見て頂く。
  • 運命の会社さんに巡り合える可能性が高くなる!

が出来るようになりますので、愛知県(その周辺エリア)にお住まいの方は、無料セミナー、是非ご参加いただければと思います^^

セミナー参加さんには、プレゼントとして、“現場の検査方法|現場で何処を見れば?”の資料をお渡しするようにする予定ですので、楽しみにして頂ければと思います。

現在、本業そっちのけで、セミナーの資料作成に没頭しています 笑

また、“現場の検査方法|現場で何処を見れば?”の資料に関しては、出来次第、個別相談にお越し頂いた方にも、お渡しして行こうかとも思っておりますので、個別相談も気軽にお問合わせくださいね^^

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:パッシブハウス+通風しの家づくり

参考記事2:2017年は価格の2極化、性能での差別化ができない!がより進む?

参考記事3:気密・断熱性で“先ず!”知っておくべき3つの事

↓↓↓家づくり“レベルUP”セミナーはこちらから↓↓↓

↓↓↓個別の家づくり相談こちらから↓↓↓

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