今回は、“日本の家づくり”を少しだけ、箸休めとして書いていきたいと思います。
と言うのも、8月のお盆で実家に帰省した方も多いかと思い、私自身改めて、感じた話をさせて頂ければと思いました。
“久しぶりに帰る実家はやっぱり落ち着くな~”
と思われる方も多いとは思いますが、お盆で帰省した先の家が、築50年以上経っている家だった方もいらっしゃるかと。
私の実家も築50年以上の家で、今はリフォームして兄夫婦が住んでいますが、昔ながらの家のままにしてあります^^;
昔ながら家に落ち着きを感じながら、“なんでこんなに落ち着くんだろ~”を家づくりの観点から、書いてみたいと思います。
日本の家づくりは“あいまいさ”こそ伝統
“あいまいさ”…って何??ですが、“あいまいさ”を代表する部分が
- 広い土間
- 広い玄関ポーチ
- 縁側
だと、このブログでは定義します。
上記3つは、家の中とも外とも取れない部分ですね。
- 夏は縁側で外に足を出しながらスイカを食べたり、花火をしたり、
- 広い土間で靴を脱がせずに、お客さんと話をしたり
- 広い玄関ポーチに自転車を止めたり、外からの埃をはらったり
そんな曖昧な空間があるのが、伝統的な日本の家づくりの一つなのかな、と思います。
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縁側はウッドデッキに??
何となくですが、昔の家づくりに当然にあった“縁側”は
- ウッドデッキ
- 濡れ縁
と呼ばれるものに変化してきているようにも思います。
縁側こそ、“日本の家”と言った感覚はしますが、洋風の家の文化がしっかりとと入れられている現代とは、“縁側”が合わないのも確かです。
その縁側の代用として、“ウッドデッキ”があるように思いますし、家づくりにおいて、叶えたい夢として【広々としたウッドデッキを設けたい!】という要望をお持ちの方が多いのは、こういった所からくるかもしれませんね^^
ウッドデッキや濡れ縁であれば、比較的簡単に設置する事が出来ますし、間取りなどの影響も少なくすみますし、今の家づくりをより良くするプラス要因ともなっています。
あいまいな空間には屋根が必要!!
日本の家づくりを考えると、外と中の中間地点を設けることを考えてみたい所ですが、例えば、ウッドデッキなら
縁側としての利用を考えつつ、本当にあいまいな空間を考えるのであれば、屋根もある程度はかけてあげる必要があるかと思います。
例えば、玄関部分であれば、
玄関のポーチ(外)と土間部分の広さは、ある程度広さがあった方が良いですし、それが出来ない場合は、工夫が必要だったりしますね。
毎年、“帰ると何となく落ち着く空間”は、今から家づくりを考える方としても作っておきたい所ではないかな?とも思います。
30年後を想定して、帰ってくる人の為にそう思って貰えるような家を考える事もこの時期ならでは家づくりの視点として良いかと思いました。
オリンピックもあり、“日本の”を意識する時期でもあったので、少し思った事を書いてみました。
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