過去の記事のピックアップシリーズ11段。
今回は、皆さまが家づくりにおいて、特に、会社決定の際に悩むだろう“家のデザイン”に関する話をご紹介。
例えば、
- 好きな写真を集めて
- それを気に入った担当者さんがいる会社に建ててもらう!
が、出来れば一番いいと思います。
ですが、
家づくりの打合せをしていると、“デザインが思うように上手くいかない”という事は本当に多々あります。
家づくりをお考えの方としては、
- 何となく、これでいいのか??
- 何となく、しっくりこないけど…こんなものかな??
といった感じで、最終的に“これぐらいかな”と納得されている方も多いと思います。
実際に、このような感覚を持って相談に来られる方も多く、家のデザインに関しては、“何が原因でそうなっているのか?”の判断も付きにくい部分なんだと思います。
昔は、“デザインよりも性能や機能性”を重視する流れから、
今は“性能や機能性に+してデザインも”
です。
目次
家のデザインを考える!
今回は、家づくりにおいて、家を建てた後、
- “イメージしていたデザインと違う”
- “なんか違う感じになっちゃった!”
を防ぐための“最低限知っておきたい5つの記事を3つのジャンルから”をご紹介していきます。
1.建築写真のチェック方法
家づくりにおけるデザインを考える際、先ず考える必要があるのは、
- 好きな写真と
- 候補の会社の建築写真
を見比べて頂き、
その違いを
- 見付けられるかどうか??
- 上手く修正出来るかどうか??
です。
【家のデザインを考える①】
担当営業マンさん:『出来ますよ~』
に対して、
本当に自分たちが気に入っているデザインの家づくりは出来るのか??を見極める為のファーストステップの記事です。
2.外観のデザイン
家のデザインを考える際には、外観と内観をそれぞれ考えて行かなければいけませんが、先ずは、外観の話をして行きたいと思います。
【家のデザインを考える②】
外観を考える上で、意外と盲点となるのが、この軒裏の表現方法。
- 中から外の見え方
- 外から中の見え方
どちらにとっても、この軒裏の作り方は重要になってきますし、費用UPも殆どなしで対応できる会社も多いので、“天井に目を向けて”建築写真を集めてもらうのもありかと思います。
【家のデザインを考える③】
サイディング外壁でもカッコいい家づくり!が出来れば、
- 費用UPを防ぐ
- メンテナンス性も良い
の二つを実現できる素材でもありますので、ご参考頂ければと思います。
家全体のバランスを考えつつ、提案者のデザインセンスが重要になってくる所です。
3.内観のデザイン
内観に関しては、かなり色々なデザインの表現方法があります。
- 素材
- 使う場所
- 量や価格
など、挙げ出したらキリがないので、全てという訳には行きませんが、ここでは、非常に簡単に変更できる2つのデザインを考えてみたいと思います。
【家のデザインを考える④】
因みに、段差に関する話は、使い勝手を考えると、無い方が良い事も多いです。
なので、“必要な段差”と“意味のない段差”の区別は必要になりますし、建築会社さんによるデザイン対応力の違いは当然出てきます。
【家のデザインを考える⑤】
建具を変える事で、見え方はガラッと変わります。
当然ながら、価格UPは会社ごとにありますし、違いますが、間取り変更などをしなくても、デザインUPが出来るという事で、最後にご紹介です。
家のデザインを学ぶなら“近代建築の五原則”
“家のデザインをもっと学んでみたい!”
とお考えの方は、“近代建築の五原則”を知っておいて頂くと良いかもしれません。
ル・コルビュジエという方の考え方で、日本でも国立西洋美術館を手掛けている方です。
- ピロティ
- 屋上庭園
- 自由な平面
- 水平連続窓
- 自由なファサード(立体)
の5つの要素を取り入れる事です。
詳しくお知りになりたい方はこちらのリンクを読んで頂くと良いかもしれません
:近代建築の五原則|建築討論WEB
自由な平面と言う言葉が難しいと思われる方もいるかもしれませんが、構造を支える為に必要な壁を無くす事と大まかに理解して頂ければ良いと思います。
上記の五原則は、昔は、大規模建造物などで表現されていた感覚がありますが、昨今の木造建築の進化(強度)に伴って、一般の木造住宅においても、表現が可能になってきている状況です。
参考記事:徹底比較!木造ラーメン工法
勿論!提案者の質にもよります^^;
また、屋上庭園などは、屋上利用として広く考えて頂く感覚や、自由な平面というのも、壁を全く無くすというのは、木造建築においてはやめて頂いた方が良い所もありますが、上手くメリハリを付けて頂く事が重要です。
屋上利用は現在で言えば、比較的お値打ちに施工できるようになってきています。
スケルトン&インフィルの考え方を取り入れた家づくりは、今の旬ともいえる所です。
もし良ければ、一度参考にして頂ければ良いかもしれません。
間取り(+内観)と外観は同時に提案を受ける事
因みに、
間取り提案と外観提案は同時に提案を受けるべき
だと思います。
…
何を言ってるの??
と思われる方も多いかと思いますが、通常、
- 間取りはこれで良い!
↓ - で、外観は“この間取りに合わせて”、こんな感じかな??
となる事も多いのが、今までの家づくりです。
ブログだとなかなかニュアンスが伝えづらい部分ですので、さらっと書きますが、
基本的には
“外観も内観も、間取りも、使い勝手や収納も!!”
全てトータルで家づくりの提案をしてもらう必要があるかと思います。
もし、詳しく話を聞いてみたいと思っていらっしゃる方は、気軽にご相談頂ければと思っております^^
次回は、デザインではなく、家の機能性、間取りなどについて書いてみたいと思いますので、お楽しみに^^
…
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*気軽にお問合わせください^^
[…] 連続開口は以前のブログで、近代建築の五原則の説明をさせて頂いておりますが、そちらを参考にして頂きつつ、家づくりの知識として取り組んで頂ければと思っている所でもあります。 […]