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新築で3月決算での値引き…この値引きって交渉で4月まで引っ張れる??

投稿日:2016/03/03 更新日:

3月の準備をしよう!

2016年も3月に入りましたね。

3月=年度末の決算時期

ですね。

3月の前半の記事は、“建築会社さんとの契約”に関して色々と書いていきますので、ご参考頂ければと思っております。

はい、話を進めますが、

■ 建築会社さんからすると

特に大手住宅メーカーさんや規模の大きな工務店さんにとってみると、

どこも契約をしてもらいやすい月となり、この月に契約を沢山とって、“来期の売上”をつくりたいタイミングだったりします。

逆に、

■ 家づくりをお考えの方にとってみると

新築の値引き交渉がしやすい時期

になるようにも思います。

因みに、

値引きはもらうものではなくて、交渉するものです。

もし、

“本当の意味で”タイミング良く、この3月で契約をお考えの方は、こちらから交渉する!

感覚を持って頂ければと思っております。

今回は、

新築の値引き交渉の話、またその後の話、

“いかにその値引き状態を維持させるか??”

に関しての話をして行こうかと思います。

今月契約してくれたら、という条件で値引きを貰ったら

今月契約してくれれば!という話をもらったら

例えば、

新築の契約時の値引き交渉で、

営業マンさん:『今月決めて頂けるという条件であれば、○○万円引きます!』

という話を貰ったらどうしますか??

勿論、条件が納得できれば契約という判断になるかとは思いますが、

本当は

  • 他の会社さんも見てみたい
  • 他の会社さんの予算が3月には出せない

という状況だったりすると…

また、

  • その会社さんからも提案を一回しかもらってない!
  • 予算も、ざっくりで細かい見積もりも出てないけど…??

という状況があったりします。

意外と、そういった状況だからこそ、営業マンさんも交渉をしてくる事があります。

新築の契約をする?しない??

本当は、

  • 工務店さん、建築家さんも検討したい!
  • 4月、5月でゆっくり結論を出したい!

と思われている場合。

この値引き条件を断って

メーカーさんで新築を建てるのをあきらめる。

この値引き条件を受けて

他の会社さんは見ない。

迷われる方も出てくると思います。

そこで今回のタイトル

“3月の値引き条件は4月5月に引っ張れる??”

です。

誤解のないように

少し順を追って話を進めていきたいと思います。

間に合わなければ“一度断る”勇気を持つ

新築を建てる際、建築会社さんを選ぶなら…値引き提示を受けた後、契約せずに、

  • その会社さんと納得するまで打合せしたい。
  • 他の会社も検討したい。

と、思われる方も多いのではないでしょうか。

でも、

例えば、大手の住宅メーカーさんの場合、

3月という時期は、初回来店時から早い方で1ヶ月後には、契約!

という状況もあります。

例えば、

『今月は年度末の決算時期なので、普段よりも多くの値引きが貰えます。』『このタイミングでしか、これだけの値引きは無いので、取り敢えず契約だけしておきませんか??』

という感じの話…

まだ、他社さんの声かけすらままならない状況で言われた場合、それこそ、比較検討する前に会社決定をしなければいけない状況もよくある話です。

…本当にある話です…

これらの解決方法として、

例えば、

事前に

  • 『工務店さんと建築家さんからの見積もりが出た状態で決めます!』
  • 『会社に今月契約出来るかも!とか言わないでね』

という話を、担当者さんに事前に伝えておけば、むしろ初回の打合せぐらいのタイミングで。

で、その後、建築会社さん側から

『他を見ずに契約して欲しい!』

と言われたら、逆に交渉はしやすくなっていきます。

一度断る感覚も重要

建築会社さんからお願いされる状況をつくろう!

実は、上記のように、建築会社さん側から、契約をお願いされる状況をつくる事が、新築の値引き交渉には重要です。

例えば、

その状態で、

相手から値引き条件を言われたとしても、

『…、どうしても、この工務店さんだけは見たいから!…最初に言ったけど、この工務店さんの現場見学を見て、ここも良いな~と思っていて…他は見ないから、ここだけは待ってね』

『御社の事は気に入っているけど、価格差があまりにあるなら、やっぱり考えないといけないでしょ??納得して決めたいから』

など、

その会社さんを断るというよりも、

“自分たちの家づくりに対する思い”

を営業マンさんに伝える事で、解ってもらえる話にもなります。

また、

例えば、

上記の話を先に出しておければ、

『もし仮に…あくまで、仮に…^^;3月に契約するとしたら、“いくらぐらいの値引きがあるの??”』

を、その営業マンさんの経験値から教えてもらう!という話もしやすくなります。

*会社として、値引を提示する場合、契約を迫られてしまうので。

もし、

これらを言っておいて、それでも、

値引き条件として、“3月中に…”という話が出てきたら、

一旦、話を無しにしてもらっても良いのではないかと個人的には思っています。

*理由はこれから話しますが、そもそもお客様目線で話をしてくれない会社さんという見方も出来ますし…^^;

一度出したものをひっこめても…って事は、相手も解ってる!!

何を言っているの??

となるかと思いますが、少し前提の話をします。

先ず!

値引き額を提示する=契約を迫るタイミング

という事はご理解頂けるでしょうか。

特に、新築値引きが前提であるハウスメーカーさんで家づくりをする場合、最初高くても、最後の値引きがあるから、それまでは話が続く!

という心理があります。

という事は、逆にその後は話が続かなくなる事も多いでんす。

■ 値引きしてもらう為に、ある程度価格判断が出来る状態にする

*間取りやある程度の仕様観を固める事で、金額のぶれが少なくなります。

■ 値引きを言われた

■ 考えるね

■ その後に打合せをする事がない

という話ですね。

値引きが済めば、後は高くなるだけ!

だからなのか、とにかく話は途切れます。

勿論、

  • 内装やインテリア、造作家具、
  • 構造的な話、施工的な話、
  • 設計部門との打合せ、

など、

契約後の色々な話はあるのですが、あくまで契約後。

つまり、

一旦話が切れる=そこで決めてもらえる可能性は限りなく0になる!

という話になってしまいます。

これは、住宅業界で当然の話ですが、

う~ん、なんかしっくりこない話かもしれませんね^^;

住宅メーカー全体の経験値としての話ですが、一旦、話が止まった場合、そのお客様がその会社さん(ハウスメーカーさん)に、再度戻ってくる確率って殆どないんです。

例えば、

  • 先月だったら+100万円の値引き
  • 今月契約すると無し

…の状況で、本当にお願いするのか?

は、当然やりませんよね

でも、

来月も同じ額の値引きをします!

と、仮になったとしても、殆どの方は戻ってこないんです。

…何故なのか??は私もわかりませんが…^^;

で、

この話は、当然ながら建築会社さんも理解している話。

だからこそ、

建築会社さんとしても、

値引きするタイミングで、0か1か?
*契約するかしないか?

の話として、契約を迫ってくるんですね。

毎月が勝負!

建築会社さんからすれば、毎月が勝負!

はい、かなりぶっちゃけた話をすると、

建築会社さんにしてみると、

契約月がいつか??よりも、

  • 家の引渡しがいつか??
  • 工事を平準的にまわす事!!

の方が重要だったりします。

はい、はっきり言えば、新築の契約する月は、殆ど関係ないんです。

因みに、

3月だから!という話は、

あくまで、

どの会社さんでも決算月、皆がその流れで契約を促す為、それに便乗しているだけだったりします。

営業マンさんから『○○に引渡しをする条件で…!』といった条件は、

  • 工事を平準化したいから!
  • 売上時期を短期で回したいから!

の二つが重要だからこそ出てくる条件だったりします。

工事の平準化に関しては、そのままの意味ですが、

売上は、

例えば

  • A:3月契約→5月着工→7月完成
  • B:3月契約→8月着工→10月完成

という二つを比べた時に、

会社としては、Aの方が短期でお客様がはけてくれた方が経費などがかからない為、利益が出やすくなります。

また、AとBを比べた時、

9月末で半期決算を迎える会社さんの場合、

  • Aは来期の売上として見込める
  • Bは来々期の売り上げになる

という違いも出てきます。

家づくりは、殆どの方が住宅ローンを利用する為、最終金として一括でお金がポンと入ってくる時に売上があがります。

つまり、

建築会社さんからすると、

住宅ローンが下りるタイミング=引渡しのタイミング

が重要なんです。

とにかく!

契約する月よりも、引渡しが“短期で”かつ“いつ引き渡せるのか”の方が重要!

という事を再度認識していきましょう!

つまり、

4月契約や5月契約でも、

建築会社さんが欲しいタイミングで引渡し出来る条件を

“こちらから提示”できるのであれば、

新築の価格交渉は大きく出来ます。

Aの条件だと、

逆に家の打合せがしっかり出来ないデメリットも考えられますので、おすすめはしていません^^;

むしろ、

上記であげた

ダメなら一旦引く!

  • 他の会社さんから知識を色々と吸収する
  • 比較検討をいろいろとする

という経験を踏んで頂き、

その上で、

やっぱり前の会社さんが良ければ、

こちらから、

再度交渉をしても、価格は引き出せる!

という話ですね^^;

因みに、

全てがそう!

という話でもありませんが、

単純に

新築の引渡し条件などもなく、

“3月だから値引きます”ぐらいの値引き額は、意外と簡単に引き出せる事も多いです。

まとめ

…ようやくまとめに入れました^^;

めちゃくちゃ長くなってしまいましたorg

上記の項目をご理解頂き

最終的には、

例えば、

3月の大幅値引き(…本当に大幅か??の疑問はここでは無視しますが…^^;)を4月、5月まで引っ張る事は可能か??

という疑問に対しての答えは、

無理ではありません。

むしろ、可能性も高いようにも思ったりします。

ただ、一度ひっこめた値引き条件ですので、

2回目に話をもって行く時は、流石にそこで契約する覚悟を持って話をする必要があるという事です。

で、

御社で建てます!

の本気度が相手側(住宅メーカーさん側)に伝われば、

営業マン:『…であれば、こういった条件を呑んで頂ければ、再度、この金額でも大丈夫と上から言われました。』

という言葉を引き出す事は、意外と出来るようにも思います。

↓↓↓参考記事↓↓↓

参考記事1:価格交渉がだめなら他を見れば良い!?

参考記事2:とりあえず契約なんて絶対だめ!!

参考記事3:ハウスメーカー1:工務店2:建築家1の割合が最適!?

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