今回は、土地購入の話です。
先回、消費税10%の増税の話をしましたが、土地購入に関しては、消費税はかかりません。
が、建築スケジュールなどを考えると、なるべく早くに土地の購入~引渡しを済ませておきたいのも事実ではないでしょうか。
少し関係のない話をしますが、最近の不動産業界は、
ヤフー不動産(リンク)とソニー不動産さんの話題が出る事が多いですね。
- ヤフー不動産とソニー不動産の提携の話
- ヤフー不動産へのFRKの情報提供廃止の動き
と様々な思惑が飛び交っていますし、
以前、ヤフー不動産とアットホームの情報提供解除の話題がありました。
色々と話題の中心となっているヤフー不動産やソニー不動産の今後も注目していきたい所です。(個人的に…^^;)
リンク:ヤフーへの情報提供は…(参照:産経ニュース)
はい、少し関係のない話をしておりますが、
こちら側としては、良い土地を見つける!
この一点さえ出来ればいい話ですよね。
*土地だけでなく、建売やマンションという選択肢も出てくる方もいるかとは思いますが
今回は、そういった話です。
特に、ネットで探しても、なかなか情報が出てこない場合の話をしてみたいと思います。
因みに、現状、インターネットで調べる事が出来る情報というのは、全体情報の7~9割ぐらいあると思います。
*地域による違いがあると思いますが
なので、土地を探そうと思ったら、先ずは、インターネットですね。
等ですが、
実際に探すとなると、なかなか良い土地が見つからない事も多いかもしれませんね。
因みに、以前から、土地探しの記事も書いてまして、参考になりそうな記事をリンクとしてつけておきます。
その他でも、例えば、
- 不動産投資サイトなどを上手く活用する事
- 中古住宅のページを見てみる
事で、意外と情報が出てくる事も多いかもしれません。
色々な可能性を考えながら、土地探しをしていきたい所ですね。
はい、話を戻します。
土地の購入ですが、
当然ながら人気のエリアになればなる程、
- 土地情報自体が出てこない。
- いつも同じ情報で、なかなか新しい情報が出てこない。
- 出てきてもお気に入り登録が沢山、直ぐ無くなる。
など、土地探しにおいて、皆さまがぶつかりそうな要素というのが結構あります。
以前のブログでも少し話をしていますが、
どうしても
- ○○校区が良い!
- このエリア限定で!
など、限られた土地情報を求めている場合、少しこちらからも攻めの姿勢が必要なのかと思い、この記事を書いてみようと思いました。
不動産購入の為の地上げ
それが“地上げ”です。
…この言い方は何とも嫌な感じを受けますが、一言で表現できるので…
正確に言えば、
土地を買いたい人が、土地を売りたい人を見つける
と言った方が良いかもしれませんね。
この方法をするに当たっては、先に注意点を言っておくと
- 値交渉などは最初からあまり期待しない事
- 必ず売ってもらえる話ではない事(つまり、空振りも多い)
- 不動産屋さんを選定していく必要がある事
です。
また、お客様が、地上げ出来そうな土地を見つける努力が必要だったりします。
どういう事かと言うと、
1.空地や空き家を自分たちで探す努力が必要という事ですね。
で、
2.そういった情報を不動産屋さんに持っていく
3.不動産屋さんから地主さんに話を持っていく
という方法です。
地上げをする場合の3つの注意点
因みに、
こういった事をしようと思った際、上記で上げた注意点は、特に気を付けたい話でもありますので、情報共有をさせて頂ければと思っております。
不動産屋さんの選び方
不動産屋さんの選び方が今回の話は、かなり重要な要素を持つように思います。
何故かというと実は、そもそも、
地上げの感覚を不動産屋さんが持っているか?
という所か判断が必要だったりする為です。
例えば、私が色々な不動産屋さんと話をする際、『なかなか○○は土地情報ないですね~』とか言うと
不動産屋さんのレスポンスで第一声で
『あそこは出ないよね~』
となるか
『じゃあ地上げでもしますか!』
が不動産屋さんで結構違います。
因みに傾向的な話をすると、特に、このような地上げの話を出してくれるのは、その人気エリアを生業としている地場の不動産屋さんに多い傾向です。
因みに、この地上げ作業、不動産屋さんにとってみれば、あまりスマートな作業でも無い為、今時の不動産屋さんや大手の不動産屋さん(少し言い方は微妙ですが)は、意外とやらない事の方が多いです。
また、エリア外の不動産屋さんよりもエリア内の不動産屋さんの方が強いのは、何となくご理解いただける話かとも思います。
因みに、当然の話ですが、中古マンションを探すのとは訳が違います。
*こちらは少し説明を割愛しますが…中古マンションの売りを募集する話は、比較的どこでも多くあります。
つまり、
地上げに慣れている不動産屋さんとお付き合いできるかどうか?
は、今回の場合は、非常に重要なので、是非覚えておいて頂ければと思っております。
不動産屋さん選びとして、その他の可能性を考えると、人付き合いがとても上手な不動産屋さんも意外と、そういった他が知らない情報を持っていたりする事もあります。
アグレッシブな不動産屋さんですね。
はい、話を戻しますが、声かけする不動産屋さんは選ぶ感覚がとても重要です。
自分たちで情報提供してあげる事が重要
次の重要なポイントですが、自分たちでそういった地上げできそうな土地を探して、それを不動産屋さんに情報提供してあげる感覚が重要です。
お客様からもらった情報を元に、不動産屋さんが謄本をあげて、地主さんに声かけ、交渉していく作業
となる事も多い為ですが、つまり、
ここなら買いたい!
という明確なお客様からの意思表示が出来れば必要だったりします。
*そこまで明確でなくても、出来るだけ買いたい条件提示が出来るか?はポイントとなってきます。
…そういった情報があった方が、不動産屋さんとしても動きやすいですよね。
不動産屋さんは、無造作に謄本をあげて声かけしていく事は、なかなか出来ないのも事実で、こちら側としても、ある程度の協力体制を持つ感覚はとても重要です。
その不動産屋さんと付き合っていくぐらいの感覚があると良いかもしれません。
価格は相場観で!
3つ目はこの価格に関する話です。
地上げだからといって、無駄に高いお金を払う必要はないのですが、安い価格で買う感覚はあまり持たない方が無難です。
因みに、そういった地上げできそうな不動産
…どうしても、この“地上げ”という言い方は気になりますが…
売っても良いかな~という土地を
を持っている方には、例えば、今回声をかける以前に、別の不動産屋さんや業者さんから、同じように声がかかっている事も多いです。
みんな狙ってるという事ですね。
その為、その不動産を所有している地主さんとしても、少しでも売っても良いかな?
と思っている方であれば、ある程度の価格観(相場観)の話は当然に理解している事も多いです。
つまり、高すぎたら売れない。
という感覚が大なり小なりあるという事ですね。
*上記のような感覚があれば
はい、結論ですが、
地上げする為には、高いお金を出さないといけない!
という感覚を持つ必要もない、という事ですね。
…ですが、逆説的に安い価格であれば、
『だったら売らなくて良いよ!』
となる事も多いのはご理解いただける話かと思います。
こういった3つの感覚をもって、今回の売りたい方を探す話を実践して頂くと良いのかな?と思い、今回の記事とさせて頂きました。
今回の話は、地上げをする場合!
といった話になる為、『そこまでしなくても良いよ!』という方も多いかとは思いましたが、もし、状況的にあてはまる方がいれば、不動産屋さんを見つける作業からして行って頂ければと思っております。
参考記事1:そろそろ消費税が10%になる話を
参考記事2:土地を探す方法10
参考記事3:土地探し、家づくりで解決できる10個のチェックポイント
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