家のお金

住宅の見積もり実例、設備関係

投稿日:2014/07/16 更新日:

住宅の見積もりにおいて、もっとも心配なのは、契約後の予期せぬ見積もりUPですよね。

もちろん、そもそもの提示された住宅価格に対して、

  • 本当に35年間の支払いができるかどうか
  • 本当に適正価格なのか

なども心配すべきポイントではありますが、こちらは契約前に対策を打てる内容でもあるかと思います。

いざ、決心してその家を建てようと契約した後、

打ち合わせをしていく中で、

『え、これもUPするの?』

が続いて、最終的には、『あの時の決断は失敗だったんじゃないか?』と思いたくないですね。

今回は、その契約後の追加費用の話で、最も費用の相違が起こりやすいと言われている設備の仕様、見積もりに関する話をしていきたいと思います。

住宅設備の見積もり

住宅の見積もり実例

  • A社の担当者さん:『キッチンを通常の対面型キッチンからアイランド型のキッチンにすると30万円上がります。』
  • B社の担当者さん:『お風呂を1坪タイプのものから1.25坪タイプの大きなものに変更すると10万円あがります。』
  • C社の担当者さん:『洗面を標準仕様のものから造作系の洗面をつくると50万円上がります。』

など、契約後の仕様打ち合わせは、追加費用というものが出てきます。

勿論、費用UPが想定内の価格であれば、良いのですが…

  • 割高に感じる費用UP
  • 『え、そうなの??』と感じる費用UP

という項目もあり、そういった時は、意外と対処が難しい項目でもあります。

契約後、この設備の仕様UPは、恐らく標準仕様がガチガチに決まっている会社さんでも、完全に自由設計の会社さんでも多くあり、

特に設備

  • キッチン
  • お風呂
  • トイレ
  • 洗面

などはどの方も共通して、悩む所だと思います。

  • ドア
  • クロス
  • フローリング

なども同様な設備ですね。

この設備の見積もりですが、(住宅の見積もりの記事も参考にして頂きつつ、)比較検討が出来ない状態(=契約後)で、公平な判断というのがとても難しいんです。

選ばれる会社さんによって

  • その会社の仕入れ単価
  • 利益率
  • 対応力

の3つにより、会社によって出てくる金額や追加費用がかなり違ってくる為です。

簡単な設備比較なら3社の合い見積もりをとるのが一番

出来る事なら、この設備に関して言えば、とにかく数社から見積もりを取ってもらうのが一番比較しやすく、また、ハウスメーカーさんでもこの設備に関しては、細かい見積もりが出る事も多くあります。

なので、これらの設備関係に関しては、契約前に比較がしやすい項目という事も覚えておきましょう。

例えば、

下の図のお風呂の設備単価比較表をみてもらうと

お風呂の見積もり比較表

同じものでも、7万円弱の違いがあります。

単価に対する価格の違いを見れば、かなりの違いがある事がお分かりいただけるのではないでしょうか。
*もちろん、お風呂の単価の中には、付いている装備、つける位置なども比較する必要が出てきます。

例えば、

下の図は、窓(サッシ)の価格の違いです。

サッシ、窓の見積もりの違い

窓を一つとっても、

  • 窓の量
  • 種類
  • 単価の違い

の3つから、同じ坪数の間取りでも100万円の違いが出てくる事もあります。

例えば、

窓は、ただ南に大きな窓があって、風が抜けるように南側以外にもあればいいという事でもありませんよね。

窓は、内観、外観を作る上でも重要な要素ですし、その窓を通して、外からの目線はもちろん、内側からの目線なども重要になってきます。
参考記事:ハウスメーカーと工務店の違い【窓】

なので、窓は、契約後に

  • 窓の数が増える
  • 窓の大きさが大きくなる
  • 高さが高くなる
  • シャッターを付けたくなる

といった事になりやすく、契約後に住宅の見積もりとしてUPしやすい項目になります。

つまり、上記2つを考えるだけでも、40坪の家であれば、お風呂と窓だけで坪単価が3万円変わる話になってしまうのです。

契約後の仕様UPが一番怖い

設備は、契約前であれば、競合他社との比較が一番しやすい項目になります。

比較できるタイミングであれば、単価の違いを意識して数社と比較していただくだけの話になります。

しかし、

比較ができない状況、

つまり、とある建築会社さんと契約した後の状況では、設備の見積もりは、比較検討が出来なくなります。

例えば、契約後

  • 『●●を付けると●●万円上がります!』

と言われても、その価格で検討するしかなく、単純に家の総額から考えて、やるかやらないかの判断となってしまう状況になります。

そのUPの金額の適正さを判断する事が出来ないという事です。

これに関しては、次回書いていきます。

最低限、『え、知らなかった!』を無くせるように、知識を入れる意識を先ずはご紹介してみました。

↓↓家の契約後の打合せを改めて理解する↓↓

参考記事:『やっと言っている意味がわかりました。』

↓↓予算UPを無くす為には?↓↓

参考記事:『契約後の追加見積もりで「知らなかった」を無くす3つの事』

↓↓家の契約後の打合せ時間↓↓

参考記事:『契約後の打合せ時間』

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