先回に引き続き土地を調べる方法として別の観点からお話をしていきます。
先回は実際の調べ方などをご紹介しましたが、今回は、もっと一般的な話です。
つまらないかも知れませんし、知ってる方も多いかとは思いますが、一応、基本的知識としてお考えいただければと思います。今回のブログは短いです。
先日あったヒョウに関しても、地形による被害というのも少なからずあったとされていますし、例えば、豪雨の際、雨水処理が間に合わずに浸水する状況も、この地形の影響を受けるとされています。
つまり、予め事前情報として知っていれば、購入を見合わせるような判断となったのかもしれません。
そういった意味で、広くその土地の性質を知る事はとても重要です。
なので、先回の土地を調べる1も参考にして貰いつつ、今回も引き続き土地に関する一般的な話をして行こうかと思います。
台地・丘陵地・段丘
『住宅に適した土地=自然災害に強い土地』という解釈ができると思います。
その最も一般的な地形として、台地・丘陵地・段丘が上げられると思います。
これらの土地は、周辺の土地よりもやや高台になっており、水平の地層からなっている土地と言うのが条件になります。
逆にその高台周辺の土地や低地は水はけが悪く、軟弱地盤である事も多い為、少し注意が必要だと言われています。
例えば、過去に浸水した事のある地域は、低地となっていたり、周辺地盤よりも低い場合があります。
これらは、地図上の高低差を見る事でもわかりますし、過去の浸水履歴などをみても良いかもしれません。
周辺地域と比べてその土地は台地になっているかどうか?は地図を見る必要がありますよね。
と言う事で、
WEB上で標高がわかるサイトがありますので、リンクを載せておきます。
地図上で右クリックをするとポイント毎の標高が出てきます。*周辺データと合わせてみてみると面白いと思います。
お勧めリンク:地理院地図
因みに、このリンク先のページを使ってもらうと、1970年代中ごろ(今から約40年前)の航空写真を見る事が出来るので、そちらも併せてご参考いただけるサイトとなっています。
低地
一般的に低地と言われる場所に関しては洪水や地震に弱いと言われています。
特に三角州(デルタ地域)や昔の川があった場所、自然堤防に囲まれた後背低地は、洪水など水害に弱いと言われているので、併せて覚えておきましょう。
お勧めリンクとして載せたサイト(:地理院地図)で過去の航空写真などと見比べて判断していきましょう。
切土と盛土
住宅を建てる為、また道路など公共工事に伴い発展してきた地域に関しては、人口的に宅地が作られている場合が多くあります。
その際、自然の起伏を平坦にする為には、切土・盛土が必要ですよね。
その際、特に、谷部分に土を入れ、平坦にした盛土地域と言われる地域は、地震などには弱いとされており、軟弱地盤である場合が多いといわれています。
特に盛土の場合、土地が安定するまで何十年とかかるといわれており、『昔の事!』として片付けられない事も多く、是非検討する土地の関して調べてみるというのをして見ましょう。
因みに、不動産屋さんでも例えば、上記のような土地の調査をしてくれる会社さんは殆どありません。
過去の経験だけの話しかしてくれない場合も多い為、自分達でも調べるという意識を持っていただくと良いと思います。
土地に関するお問合わせ、周辺地域の不動産屋さんのご紹介なども可能ですので、名古屋・愛知周辺エリアの方はお気軽に下記お問合わせフォームよりお問合わせ下さい。
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