ハウスメーカーと工務店の違いの第一弾目は、
- “窓”
です。
意外と盲点だったりしますが、
例えば、
家づくりにおいて窓を考える時
写真のように、“窓が大きく、お庭と一体型の家づくりがしたい!”
と思われた場合、
ハウスメーカー:『そんな風に窓はつくれない』
と言われる事が多くあります。
一方、
工務店さん:『普通に出来ます。』
と言われる事があります。
上記のように、ハウスメーカーでは出来ないけど、工務店さんでは出来る。
といった事が最も起こりやすいのが実は窓だったりしますので、少し解説してみたいと思います。
目次
ハウスメーカーと工務店で窓に対する考え方が違う!
勿論、この窓の話は、各会社ごとに考えが違います。
ハウスメーカーさんでも対応できる会社さんもあれば、工務店さんでも対応できない会社さんもありますので、注意は必要ですが、
大きくハウスメーカーと工務店さんで別けた時に、違う!
という事がありますので、そういった意識を持って、家づくりに取り組んで頂けると良いのではないかと思っております。
ハウスメーカーの窓は、標準仕様で付けられる種類が決まっている。
先ずはハウスメーカーさんから。
例えば、上のイメージ写真を営業マンさんに見せて、
『こんな家づくりがしたい!』
といっても、ハウスメーカーさんでは、そのままの窓配置は、出来ない場合が多くあります。
理由はいくつかあげられますが、簡単に言えば、
標準仕様が決まっているかどうか?
の話となります。
ハウスメーカーの標準仕様の窓高さは、2200mmが一般的
例えば、窓高さを例に出すと、
*…何となくですが、このブログ記事では、イラストを熊で統一してみようかと^^;
といった制限があったりします。
また、
幅は3600mmが最大で、種類は引き違い窓が標準?
という制限があったりもします。
意外と思われる方も多いかもしれませんが、
ハウスメーカーさんとの家づくりの場合、
窓の種類、採用出来る窓が限られている。
のです。
窓を付ける事が出来る位置
ハウスメーカーさんで家づくりを考える場合、
窓位置にも注意は必要です。
例えば、
- 家のコーナー(角)に窓を付けれない!
- 窓の位置をもう少し上に付けたい!
というのも対応出来ない場合があります。
窓が標準仕様の弊害って何?
ここら辺の窓位置によって、
- 室内からの外の見え方が変わったり
- 外観のバランスを調整出来ない
などの弊害が出てきてしまいます。
例えば、
窓の大きさを指定でき、しかも自由にできる会社さんの場合、下の写真の感じのように、大きく窓を設ける事が出来ます。
それによって、
同じような家でも内観をすっきりと見せる事が出来たりします。
もし、“自分たちが良いな~と思った建築写真があったら”窓の大きさや位置の確認はしておきましょう。
工務店で考える時は、窓高さと幅を指定する
逆に工務店で考える時は、基本的には、窓の高さ、幅、位置は指定していただけると思います。
例えば
- 横に細長い窓を使いたい!
- 大きなハメゴロシの窓を付けたい!(あかないガラス窓)
などと、理想の家のイメージ写真を見せて、希望を出して頂くと良いかと思います。
窓の仕様UP金額は会社によって様々!
勿論、大手ハウスメーカーさんでも、窓を標準仕様外(カタログ以外)を採用する事も出来なくは無いです。
…
はっきり言えば、お金さえ積めば出来ます。
…
ですが、費用UPを考えれば、“標準仕様から選択していく”事が無難かと…。
例えば、
- 標準仕様
- 高さ2200mm
- 幅1800mm
の窓で、幅はそのままで、高さを天井までの高さの窓2400mmにする場合、20~30万円近く費用UPがかかる会社さんもあれば、2~3万円ですむ会社もあります。
*窓一枚での話です。
例えば、
横に長い窓を付けるために、とある会社さんでは、
- 『構造的な話も含めて50万円はかかる!』という会社さん
- 『部材費用のUPで10万円!』で済む会社さん
の違いが出てきます。
家一軒の話で考えると、
場合によっては、窓だけで数百万円の違いが出てきてしまう場合もあります。
*ちょっと大げさな話かもしれませんが
でも、窓は内観、外観を考える時に必要不可欠な要素なので、選ぶ会社さん、思い描く家のイメージと照らし合わせて考える必要のある重要な要素ですね。
窓によって構造が弱くなる!?
因みに、構造的な話をすると、
- 窓高さを変える事で構造的に弱くなるという事もあります。
- 窓を増やせば、その分構造的に弱くなる事もあります。
ここら辺の構造的な話は、これなら大丈夫というのはありませんが、
窓を考える=構造は?
も併せて考える必要は出てきますので、そこら辺に対応できる会社さんかどうか?の見極めも必要かと思います。
窓上のシャッターは付けられる?
また、窓の高さを上げる時に考えておきたい話として、
窓につけるシャッター
があります。
今は、窓の上にロール式で収納されるものが殆どで、その格納スペースは以前よりも少なくなってきているものの、
天井までの窓にする場合は、シャッターは付けられないという話も出てきます。
なので、もし防犯を気にするのであれば、防犯窓の採用を考える必要があるかもしれません。
*防犯対策は色々な方法があると思いますので、こちらは少し簡単に書いて終わらせて頂きます。
まとめ
今回は、ハウスメーカーさんと工務店さんとで窓に関する違いをお伝えしてきました。
- 付けられる窓、付けられない窓、
- また費用UPが割高になる会社とそうでない会社
など、窓一つとってもかなり色々な違いがある事がお伝え出来れば幸いです。
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