今日は、建売住宅の話。
以前、消費税前の大幅な値引き、消費税後の値段の戻しを書きました。
で、今回はその次の再度値引きに関する話です。
何となく想像できる事ですが…
やっぱりと言うべきか…
3月時の特別値引きと同じ金額にもどったようです。
*もちろん3月時点で売れた物件もあれば、値戻しのタイミングで売れたものもありますので、その残りの物件に関しての話ですが。
因みにこちらは、とある大手のパワービルダー(建売住宅の会社)の話ですので、全てにおいてあてはまる訳ではありません。
また、正確な話しをすると、今は5月に入っていますが、実際に3月末に終わった、期間限定の値引きから、一旦、文字通り、値引きを戻し、再度3月末と同じ金額になったのが、4月下旬ごろという事でした。
つまり、値段を戻したのは1ヶ月ぐらいの間…
勿論、物件の中には、価格の変更のない物件もあります。*人気エリアや希少価値の高い物件
金額が戻った3月下旬から4月下旬までの間に建売住宅を買われた方にどんな説明をすれば…?と思わずつっこみたくこの話ですよね。
改めて、建売住宅を買う時は、定点観察が必要だと感じた内容でした。
今日の話はこれで終わり!というと少し寂しいので 笑
せっかくなので、建売住宅はどこまで値引きがあるの?を建売住宅の原価から少し考えてみたいと思います。
…
建売住宅の原価は?
今回は、この建売住宅の原価を考えてみたいと思います。*私自身の経験値上の話なので、地域差や時間的違いはあるのでご了承いただければと思いますが
少しわかり難いので、例を出して考えてみたいと思います。
例えば、土地の坪単価が30万円が一般的な流通市場だった場所で、土地の大きさ40坪、建物の大きさ(面積)30坪だったとすると
という例から考えてみたいと思います。
建売住宅の会社は、その土地を恐らく18~24万円ぐらいで買い取っているはず!*土地の形、大きさにもよりますが…
また、その地域の建売住宅の原価は、恐らく700万円+外構費用ぐらい、つまり750万円ぐらいが原価ぐらいかと思います。*あくまで、ローコスト系で最安値の建売住宅の場合、また大工賃金などは地域性もあるので、あくまで目安としてもらいたい価格ですが。
この場合、
土地を20万円と考えれば、40坪で720~960万円、+で建物が750万円(建売住宅会社の利益は0)となりますね。
つまり原価で考えれば1470万円~1710万円ぐらいからが今回の建売住宅の原価ですね。
でこの建売住宅が例えば、土地の流通市場が坪単価30万円の地域で、ローコスト系の最安値の会社であれば、恐らくですが2000~2400万円ぐらいからの初期の売り出し価格となるのではないでしょうか。
ここら辺の利益額は、大手ハウスメーカーまでではないにしても、500万円ぐらいの利益が一棟売るタイミングでの利益が予想できます。
…大手ハウスメーカーさんまではいきませんが、結構値段から考えればあるな~と個人的に思ったりします。
もちろん、完成後、売れなければ、早いタイミングで値引きがあったりするので、そこら辺も見込んでの値付けになっているように思います…
この原価の話を踏まえて購入判断をしていくのも面白いですよね。
*建売会社の広告費や人件費を考えつつ、建売住宅をつくる為の申請費用や不動産を持つことの税金関係を考えれば、原価はもう少し上がってくるかもしれませんので、あくまでその時々の状況はあると思いますので、あくまで凄くシンプルな話として考えればという事です。
…ここら辺の原価や利益の話も定期的な観察をしてれば何となく見えてくる事もあるので、
建売住宅を検討される方は先ず最初の3ヶ月ぐらいは観察!という考えも良いかもしれませんね。
*このブログも建売住宅の記事を書き始めて5ヶ月ぐらいの間に目くるめく価格変動が起こっている事も参考にして頂けるかもしれませんね(^^;)
という事でまた、建売住宅の話があれば記事にしていきたいと思います。
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