今回は、消費税増税に伴う、またまたタイムリーな話をしていきます。
それがこの建売住宅の値上げです。
以前、建売住宅の年度末値引きに関してお話をしていますが、今度はその逆の話ですね。
4月からの消費税増税に伴う建売住宅の値上げ…
そうなんです。
とある大手の建売住宅会社さんでは、殆ど全て、既存でまだ残っている建売住宅の価格を100万円上げたという紙が流れてきたらしいんです。
これ、『へ~、そうなんだ~』とあまり気にならない方もいるかもしれませんし、『消費税増税だからしょうがないよね~』と思われるかもしれません。
ですが、ハウスメーカーで働いていた私としては、考えにくい話だったりします。
たとえば、ハウスメーカーさんの場合、
お客様に早期の判断をしてもらう為に、期間限定のキャンペーンという名目で
- 『このタイミングで決めてもらえればここまで下げます。』
- 『もし期間を過ぎたらこの値引きはもらえません!』
と言いつつ、結局、判断が出来なかった方がいたとします。
で、そういった方は本当に値引きがもらえないかというと、来月も同じ値引金額、もしくはもう少し値引きをするなんて経験も多くあったりします。
なので、この建売住宅の値上げに関しては、感覚としてはビックリです。
注文住宅と建売住宅の違い?
これは注文住宅という、同じお客様に対しての提示金額と、建売住宅との違いかも知れませんね。
注文住宅は、同じお客様に対する商談ですが、建売住宅はお客様が変わる。
その為、建売住宅価格を変更したとしても、定点観測している人以外は、いくらからいくらになったかはわからないので、値上げが出来る。
値上げをしても、それを適正だと思える価格なら問題ないんだ、という事ですね。
因みにかなり感覚的な話をすれば、例えば、今回のような値上げがあったとして、それを知っている方なら、前の価格まで、値交渉できるとも思ったりします。*感覚的には!ですが…
また、消費税増税後は、単純にそれだけで客足が遠のく事が予測される為、建築会社側としても何らかの取り組みはあると思います。
そういった意味で言えば、今回の建売住宅の値上げもそこまで悲観する内容ではないように思いますが、個人的に衝撃的だったのでお伝えしました。
消費税増税後こそ住宅は狙い目
少し上記内容だけだと誤解を招くかも知れませんので、この話を少しだけします。
住宅購入検討者にとって、消費税増税後こそ狙い目だ!と言う意見は、結構色々な所から聞きます。
こちらは、
- 住宅会社の数がそもそも多い事
- それぞれの住宅会社さんにとって(大手ハウスメーカーさんもローコストメーカーさんも建売業者さんも)一棟一棟がより大切(経営的に)になってくる事。
つまり、受注の停滞が否応なしに予測される建築会社さん(建築業界)に取ってみれば、多少利益を減らしてでも受注棟数を取る為の活動はなんらか行われるように思います。
また、
- 消費税増税前の施工の荒れなどが少なくなるタイミング、
- 国の税制優遇などがより強化される事(住宅ローン控除など)
など、
色々な観点から言われています。
なので、(自分でこの話題のブログを書いていてなんなのですが…)焦らずに自分たちのタイミングに合った時期に検討してもらうのが一番だと思います。
こちらの消費税増税に関しては、8%⇒10%とまだまだ続いていく話なので、定期的消費税がらみの話を今後もしていきたいと思っています。
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