不動産仲介手数料は上限が決まっているだけ

こちらも書こう書こうと思っていた内容で、今まで本格的な記事を書けずに小出しに情報をだしていた内容です。

はい、今回は、そのままの話。

不動産仲介手数料に関する話です。

不動産仲介手数料に関しては、

最近では広告で

『半額！』とか『無料！』

等も目にするようになってきました。

これらの広告に関して色々な

『？？』

がつく方も多いと思います。

仲介手数料って３％＋６万円だと思っていたけど

• 半額って何？
• なんか条件はあるの？
• なんで半額にできるの？

などですね。

なので、少しこのタイミングではありますが（もっと早くに言えよ！と思われるような内容かもしれませんが…）

改めて不動産屋さんに支払う報酬である仲介手数料に関する話をさえて頂こうかと思います。

地域によって不動産仲介手数料の考えが違う

よくよく仲介手数料半額！とか無料！とかの情報をみますが、

色々と検索して調べてみると、

多くは平均物件価格の高い東京の業者だったり、マンション売却の場合だったりします。

また、細かく見ると、

『○○の場合は！』といった条件が出てきたりします。

この話を裏返すと、地方（私の住んでる愛知県でも）は、まだまだ仲介手数料は３％＋6万円に消費税という所が多いです。

そうなんです。

実は、地域やお願いする不動産屋さんによって仲介手数料は違うということです。

結論から言うと、『半額』や『無し』などとうたっている業者は限られています。

では、なぜ仲介手数料半額、無料などの地域があるのでしょうか。

理由は３つ、

• 地域(東京など)によっては、仲介手数料が半額でも十分高い手数料が貰える
• 若い不動産屋さんが新たに進出する為にうたう
• もし買いたい人に対して仲介手数料無料なら、売りたい人から仲介手数料を貰えるから
  ＊今までどちらからも仲介手数料をもらっていた所をどちらか一方だけからもらうという認識。

と色々な理由があるようです。

中には、

売りたい人からは、仲介手数料をいただかない会社で、預かったその不動産を建売業者などの業者さんに不動産をおろしている不動産屋さんだと、売却先を簡単に決める事が出来る為、不動産仲介手数料をまけてでも数を預かれる事が大切と考える会社もあります。

…少し特殊な状況かとも思いますが、

こうしてみると、意外と、不動産の仲介手数料に関しては、割引という考えもあったりするんですね。

また、

逆に、

地方になればなるほど、取引金額から考えても仲介手数料をまけてしまう事で対価として見合わない状況があったり、

昔ながらの不動産屋さんの場合は、

不動産仲介手数料は3％＋6万円は当たり前！当然！！

という会社さんも多くいて、取り組みたくても大手を振って下げる事が出来ない！

という不動産屋さんもいます。

不動産屋さんは、

• 地元に根付いた活動が必要な事。
• 仲介業は在庫を持たない為、長く続けられる会社も多い事。

の2点から、新たな取り組みを嫌う業者さんも多いという業界ですね。

＊最近は少しづつ変化も見られるようにはなって来ましたが…

不動産屋さんは何をする？

そこで、今回は改めて、

不動産屋さんが物件を仲介する事で、発生する手数料の対価

というものを考えてみたいと思います。

こちらに関しても少し意識をしてもらう必要があると思いますが、

• その土地に対する説明
• 土地を探している方へ情報の提供
• 各種交渉
• 不動産契約に必要な書類の作成（契約書や重要事項書類）
• 購入したい方に対して、様々なアドバイス（銀行ローン等も）

などですね。

• 『しっかりと動いてくれた！』
• 『ここまでやってくれた！』

と思えるかどうか？？

は冷静に判断して頂くと良いかと思っております。

因みに、

この考えで話をすると、

“3％＋6万円に消費税”というよりも、これ位のお金はかかるよね！という判断をしていく事。

で、予め不動産屋さんと交渉して頂くのも一つかと思います。

少し反対の話をすると、

自分たちで出来る事はする！

↓

例えば、

今は、不動産情報は、インターネットを使えば、殆どの情報は自分たちでも探す事が出来ます。

その為、

物件探しは自分たちでする。

という事が出来れば、不動産仲介手数料の割引交渉は、してくれていいかと（個人的には）思います。

因みに、話がまた脱線しますが^^;

• 不動産仲介業者さんを経由しないと住宅ローンが組めない！という場合もあります。
• 高い買い物になってくる為、トラブルなど、今後の事も考えて

不動産屋さんを通さない！

という選択肢は、考えない方が良いのかな？とも思っております。

まとめ

個人的には、

不動産の売買に関して、色々な相談に乗ってもらい、安心して不動産（土地など）を買う事が出来るのであれば、

不動産仲介手数料は、

3％＋6万円でも良いと思います。

逆に、

あくまでその仲介手数料は上限として定められているだけなので、

もし、

• 土地は自分たちが見付けて
• 特に書類作成だけしてもらうような状態

であれば、不動産仲介手数料としては、交渉してもいいように思います。

また逆に、仲介した不動産屋さんとしても、

土地の引渡し後の責任、（詳しくは宅建の資格試験などをご参考下さい。）はありますので、そんな事は出来ない！

という不動産屋さんの言い分もわかります。

ここら辺は、状況に応じて、不動産仲介手数料は変化があっても良いのでは？また、そういった流れが今後長いスパンで考えれば出てくるようにも思います。

因みに、

大手不動産屋さんは、仲介手数料をびた一文負けてくれない

ので、知っておいた方が良い場合もありそうですね。

どこの不動産屋さんに声をかけるかで、お金が変わってくる為、是非この仲介手数料などは意識してもらうと良いのではないかと思います。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事１：不動産売却なら不動産屋さん

参考記事２：不動産仲介手数料の早見表

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