家のお金

家の見積り判断をするなら色々と考えよう。

投稿日:2014/03/06 更新日:

先回先々回と家の費用、見積りに関する話をしてきました。

結局の所、その家の妥当性を考える際、手順はどうすれば良いの?を少し最後にまとめてみたいと思います。

今回の話は、答えというよりも、事前情報として持っておいてもらい、その上で実際に数社の見積りを取ってもらう必要があるような内容です。

何千、何万とある建築会社さんの全てを網羅できませんので、あくまで事前知識として持って置いてもらえればと思います。

家の見積判断

家の見積りを判断する注意点

家の見積りを判断する際、予めの価格予測をする為の個人的な見解、またその際の注意点をお伝えしていきます。

本当は、利益率などは、各社の建設業の閲覧をしていってもらえれば早いのですが、面倒だと思われる方の為の情報です。

因みに、ローコスト系メーカー(タ●ホーム、アイフ●ホーム、●光ビルド)は少し考え方が違うので、そちらはあてはまらない項目もありますので、ご認識をお願いいたします。

会社規模

まずはこちらを見ていきましょう。

  • 小さい会社(従業員含めても3~5人程度)
  • 中くらいの会社(従業員20~30人)
  • やや大きめの会社(従業員100人未満)
  • 大きな会社(それ以上)

と別けて考えると、大きくなればなるほど、一邸当たりの利益率は安定して少しづつ高くなっていくように感じます。

やや大きめの会社になってくると、大抵、住宅展示場を持っていたり、広告宣伝、従業員の為の福利厚生など、ある程度の利益の確保が必要になってくる為です。

つまり、その会社で経費がどれぐらいかかってそうかを見るという事ですね。

もちろん、仕入れ価格は、大きくなればなるほど下がってくるのはご理解いただけると思いますが、個人的な見解で言えば、それらのバランスも考えつつも少しづつ家の価格も高くなっていくように思います。

*良い悪いの判断ではありません、良い悪いはその他の項目も含めて総合的な判断をお願い致します。

標準仕様

次に標準仕様がある会社かどうかを判断してきます。

標準仕様がある会社さんは、その標準仕様で満足できる出来ないの判断が前提としてありますが、

もし、

標準仕様内で全て納める事が出来ればお値打ちに建てられる場合も多くあります。(大手のハウスメーカーさんは除く)

個人的には、注文住宅で建てる際に標準仕様のみで建てたという方をあまり見たことが無い為、どれぐらい標準外の工事が入ってきそうか、またその工事内容が気になる所ではあります。

また、標準仕様だから安いと言うのも会社次第で、標準仕様だと安くなる分利益を乗せて売出価格は普通!という場合もあるので、注意が必要だったりしますが、とにかくこの標準仕様がある会社かどうかを判断します。

出来れば、実際に何社か見積を取ってもらい、

標準仕様がある会社さんと無い会社さんで、比較できる項目をチェックしてもらうと良いと思います。

また、そうする事で、契約後の費用UPがどれぐらい?という判断も出来るようになるんですが…

見積りをどのように出しているか

標準仕様がない会社の場合、見積りをどのように出しているかも少し気になる所です。

  • 積算で細かくキッチリ出しているか
  • 細かい積算の見積もりではなく、ある程度の項目で、下請け業者にお願いするような金額出しをしているか

は、先回、先々回でお伝えしていますよね。

これらのバランスを考えつつ、2~3社見積りを取ってもらうと家のお金に対する認識や知識がグッと上がりますので、ご参考下さい。

2~3社で見積をとってみよう

建築会社の中には、家全体でかかる金額に○○万円の利益を乗せて出す会社も

で、中には、家一軒にかかる見積りを下請け業者に依頼する項目で積算して、その上で一軒当たり500万円(2500万円の家なら20%の利益率となりますが)と計算する会社もあります。

勿論家一軒に対して、300万円の会社もあれば、100万円という会社もあります。

最近は、積算出しの流れが主流なので、少なくなってきましたが、そういった会社さんの場合、意外と比較してもお値打ちになったりします。

ローコスト系の分譲住宅が安く建ててるのは何故?

少し話が飛びますが、ローコスト系が安く建てれる理由は、上記最後の項目、一軒当たりの利益がいくらと計算している事も一つです。

当然ですが、建売分譲住宅を買う時は、現物なので、細かい見積りはありません。

お客様に出す必要がない為、売出金額をはじく時に、

単純にかかったお金にいくらの利益!

といった感じで計算します。

また、その利益も薄利多売という感じで一軒当たりの利益計算をします。*建売住宅などは、アフターフォローなどは心配な所でもありますが…

つまり、そういった計算方法で考えた方が安くなる事も多いという事がある事がご理解頂けるのではないでしょうか。

どのような見積り出し、家のお金の提案が出てくるのかも重要な要素だと思いますので、家づくりを考える際、意識して頂ければと思います。

家づくりの見積判断を公平中立な立場からアドバイスもさせて頂いてますので、お気軽にご相談下しさい。

メルマガセミナーリンク

↓↓↓【理想がみつかる!】家づくり無料相談はこちらから↓↓↓

家づくりサイト

*気軽にお問合わせください^^

アドセンス広告(記事下)




アドセンス広告(記事下)




-家のお金

執筆者: