これからの家づくり 中古住宅

様々な耐震補強

投稿日:2014/01/07 更新日:

先回の記事の続きです。

色々な耐震補強がある事をここで先ずは知ってもらうという事をメインにしようかと思います。

まずは耐震補強を大きく別けます。

  • 家の軽量化
  • 家自体の補強

の2つです。

耐震補強のいろいろ1

家の軽量化

家の軽量化、まずはこちらから。

一重に耐震補強と言っても、家全体を軽くする事で耐震補強になります。

家の軽量化で最も多く言われるのが、屋根の取替え工事。

昔ながらの瓦屋根は、陶器の瓦もさることながら、その下地材が土のために、家の最上部が重くなってしまう事が重要です。

家は特に上階が重くなればなるほど、揺れやすくなるのは、イメージして頂ければわかると思います。

家の軽量化として、屋根を軽量瓦にする事があげられます。

軽量瓦は、通常の瓦の約3分の1の重さになる+下地材も通常の木材でつける事が出来る為、より軽くなります。

また、簡単に出来る事として、2階にある荷物を1階に運んで収納する。

もしくは、いらないものを処分する。

という軽量化の方法もありますので、まずはそちらからおこなって見るのも一つの方法ですね。

では次に本題の家自体の補強に関してお伝えします。

家自体の補強

こちらの補強方法ですが、こちらも大きな項目として、2つに別ける事が出来ます。

  • 基礎の補強
  • 家の構造体の補強

の2つです。

基礎の補強

先ずは基礎補強からお伝えすると、基礎の補強に関しても2つの項目に別ける事が出来ます。

  • 基礎地盤の補強
  • 基礎自体の補強

です。

基礎地盤の補強方法

  1. ウレタン注入工法
    家の傾きをなくすための工法で、水平に家をする事で、本来の家自体の強度をしっかりと出す事が出来ます。
  2. 家をジャッキアップさせて補強する工法
    鋼管パイルや表層改良工事を行う方法、免震装置を入れる方法などもあります。
  3. その他少し気になる工法
    砕石パイル工法
    コロンブス工法
    ソイルバック工法

その他、通常の鋼管パイル工法でも様々な工法があります。

一度、調べてもらうと良いかもしれません。

耐震補強の色々2

基礎自体の補強方法

基礎自体の補強方法としても、色々とあります。

簡単に表面だけの補強から、少し全体的に補強する方法まであります。

家の構造体の耐震補強

そして、メインの家の構造体への耐震補強の方法ですが、こちらはかなり多くの補強方法がありますので、少し羅列させて頂こうかと思います。

シェルターを家の中につくる

家の内側、部屋の内側に新しく木枠を組みボックスをつくってシェルターとする工法。

木・鉄など扱う素材は様々あります。参考になるHPを見つけたのでご参考ください。

制震ダンパーを設置

揺れを抑える制震装置を付ける工事です。

色々な制震装置がありますので、その都度調べて頂いた方が良いと思いますが、代表的なMAK系の制震ダンパーへのリンクを載せておきます。

家の外側に補強ブレースを付ける

家の外側に補強のブレースを付ける工法、こちらは、最近では、多くの小学校など大規模建築物で目にすることもあるかと思いますが、その一般住宅版です。代表的な外付け補強のHPをご参考ください。

壁補強

その他でも様々な耐震補強もあります。たとえば、シェルターまではいかないにせよ、補強壁を内側に入れるような耐震補強方法があります。こちらは比較的安価でできる場合がある工法になります。参考HP

その他

外壁を取り換える事で耐震補強するものがあったり、壁柱工法といって壁補強に似ている工法があったり、ととにかく様々な工法や方法があります。

上記であげた中でも色々なやり方や方法があり、これがお勧めというのはありませんが、費用対効果のバランスを考えつつ、自分たちの家にあった補強を考えていきたいところですね。

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