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木造!ツーバイフォー(2×4)工法を営業風に説明すると

投稿日:2013/09/07 更新日:

2×4工法

木造!ツーバイフォー工法の歴史や説明を営業風に話すと!!

ツーバイフォー(2×4)工法は、

住宅着工棟数が年々落ちている今でも、年間着工棟数が落ちていない唯一の工法です。

それだけ今でも人気のある工法です!

何故かと言うと、それには、3つの理由があるように思われます。

1つ目:基本的性能がしっかりしている!!

阪神大震災の際、

木造建築の中で倒壊しなかった工法として、注目を浴びたのがこの工法です。

また、

元々北米からの輸入されている為、基本的に断熱性などは、優れています。

2×4工法の歴史としては、1974年ごろから日本でも普及し始めましたが、元を辿ると、19世紀の初めごろ、アメリカの開拓と共に出来た工法と言われています。

当時、木材もままならない状況で、アメリカ大陸を開拓する。

その地域の木材をつかい、如何に合理的で長持ちさせられる家が出来るかどうかを考えて出来たと言われています。

  • 何処にでもある木材(松や杉材)で、太い柱をつかわず、建築技術もそこまで必要としない
  • また暑い地域から寒い地域まで、対応する為に、気密・断熱性も良い

工法と言われています。

しかも、

木造住宅の中で、比較的お値打ちに建てられるという事も重なり、世界的に見ても最もポピュラーな木造建築方法の一つです。

2つ目:価格がお値打ちに出来る!

家の構造上、家を壁全体で家を支えるようになっており、大きな柱や梁は必要ありません。

その為、

建築部材の平準化を測る事ができます。

また現在では、一面の壁をパネルとして、工場で組み立てて現地に持ってくる事が標準となり、工期も短く、価格としては、どの工法よりも安く施工できるといわれています。

3つ目:品質にばらつきが出にくい工法!!

1.2で説明していますが、使っている部材や施工法から考えてもわかるように、部材の質を下げるという事が一番しにくい工法です。

例えば。木造軸組工法(一般的な木造工法)は、柱の太さや種類、本数によって価格は変わります。

しかし、

ツーバイフォー工法の場合は、そういった事がありません。

またそういった観点も含めて、

価格による施工品質のばらつきが木造在来工法よりも出にくいといわれています。

いかがでしょうか…

もし私が営業で、ツーバイフォー工法の説明をするならこんな感じかな??と思います。

木造!ツーバイフォー工法のデメリット3つ

ではでは、実際の所はどうでしょうか。

基本的にはウソを言ってる訳ではない為ので…実際の所というくだりも変かもしれませんが…実際の問題として、よく言われている所もお伝えしておきます。

1つ目:建築途中の雨に弱い

こちらはよく言われている事ですが、

ツーバイフォー(2×4)工法のつくり方は、

  • ①.1階の床をつくる
  • ②.1階の壁をつくる
  • ③.2階の床をその上にかぶせる
  • ④.2階の壁をつくる
  • ⑤.2階の天井をつくる
  • ⑥.屋根をつくる。

という手順になります。

その為、途中で雨などがふると、建築部材がぬれてしまいます。

一階の壁が出来た時に雨が降った場合、家が桶のような役目をしてしまう。

と言う事です。

基本的には木材が、一時的な雨に濡れてもあまり問題はないようですが、断熱材などは、あまり濡れて欲しくない所です。

こちらは少し注意が必要かもしれませんね。

そういう事が背景にある為、よく木造軸組工法の会社さんから、『ツーバイフォーはそもそも雨のよく降る日本に向いていない』と言われる事もあります。

2つ目:プラン(間取り)の制約は、在来工法よりも劣る!!

ツーバイフォー(2×4)工法の家は、

地震に強くて断熱・気密性能も良い!

という事は、

逆に、

必要な壁の量などが決まっているという事で、他の工法以上に間取りや構造には制約があります。

例えば、

基本的にコーナー(家の角部分)にぴったりと窓をなどの開口部分を持ってくる事が出来ないという制約があります。

その他にも、

  • 窓高さの制約
  • 吹き抜けなどの制約
  • 居室空間に対する制約

が出てくる事もあります。

*念をおしますがあくまで一般論です(^^;)

3つ目:工法として定着しすぎており、進化していない!!

これは少し言いすぎ!な感じもありますが、

木造在来工法に比べてツーバイフォー工法は基本的に変わっていません。

良く言えば不変な工法です!!

ツーバイフォー(2×4)工法は、家の制約にお客様が合わせる!
(ツーバイフォーはだからお値打ち!!)

木造軸組工法は家の構造をお客様に合わせる!
木造軸組工法に関しては、木造軸組工法のページでご説明いたします。)

という違いがあるようにも思います。

2×4工法:輸入住宅

木造、ツーバイフォー工法は施工する業者さんによって、出来る!出来ない!!がある

誤解のないようにお伝えすると、『施工技術の高い会社さん』であれば、

このツーバイフォー工法で出来ないと言われる制約も出来る事があります。

もっと言えば、お金さえかければ何でも出来ると思います。

なので、

あくまで一般的な話として覚えておいて頂ければと思います。

制約が多い木造工法だけに、業者選びもこだわって行きたいところ。

業者を選ぶ時は、

  • 過去の施工事例を見せてもらったり、
  • 自分たちのイメージを持って問い合わせるなどして、

出来る出来ないの判断をしっかりとしていきましょう。

↓↓↓参考記事はこちら↓↓↓

参考記事1:木造ラーメン構法

参考記事2:木造在来工法を営業マンが説明するとしたら!

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