消費税増税前に住宅を購入した方は、そろそろ家の仕様打合せも終わってきた!
と言う方も多いかもしれません。
あとはいよいよ住宅着工を待つのみ!
という方の為に、少し注意しておきたいポイントと回避方法をご紹介。
消費税増税前に住宅の購入って
消費税の増税、今までに
- 0%から3%、3%から5%と消費税は増税が実施されています。
- そして今回、5%から8%、また二年後には8%から10%と増税が決まっていますね。
で、そういった時によくニュースでも取り上げられるのが、この住宅の購入。
動く金額が大きいだけに、駆け込み需要も多く、
『少しでもお値打ちに買えるなら』と、予定をある程度前倒しで考えた方も多かったかもしれませんね。
今回は、その消費税増税に伴う家づくりのリスクと、そのリスクの回避方法をお伝えしていこうと思います。
リスクは2つ、
- 駆け込み需要の為に、住宅の検討期間が十分でない事がある
- 駆け込み需要の為に、現場が集中してしまい施工品質が荒れるという事
です。
打合せの期間に関しては、以前のブログの工事請負契約の後は?の所でお伝えしている為、今回は、現場が集中してしまう為に起こり易くなる、“建築現場の荒れ”に関してお伝えしていこうと思います。
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消費税の増税の為、住宅の施工現場が荒れる?
ここら辺は、今までの消費税増税の歴史で見ても、必ず出てきている問題になります。
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施工の荒れは、駆け込み需要で、同時期に建築着工が多くおこなわれる為に出てくる問題です。
- 東日本の震災の復興と重なって、この消費税の増税。
その中でも問題なのは、大工さんのキャパ。
現場が同時期に集中してしまう為、
- いつもより短工期になったり、
- 夜遅くまで作業せざるをえなかったり、
- 複数の現場を掛け持ち
という話も良く聞きます。
これ、最終的なしわ寄せは、お客様に来てしまいます。
最近の相談でも、着工期間が過ぎても工事がなかなか始まらないとか、遅れている場合はどうすれば良いの?という相談を良く受けます。
お客様にとっても、建築会社にとっても、住宅の着工が遅れてたとしても、引渡し期日を変える訳には行かない!という事も多いと思います。
その為、
より短工期、労働時間、現場の掛け持ちに拍車がかかりやすい状況なんです。
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建築現場が荒れない為のたった一つの工夫
現場チェックなどに第三者機関を入れるという事も可能だと思いますが、それだと余計なお金もかかってしまいます。
また、自分達で簡単なチェックならできるかもしれません。
見れる範囲で、参考にしていただけそうなサイトがあったので、参考にされても良いかもしれません。こちらから
とは言うものの、自分たちだけでチェックするのも少し限界もあると思います。
そこで、個人的な感覚から、現場がはじまったら“これだけは必ずやっておきたい事”としてお伝えしたい事を一つご紹介させて頂こうと思います。
それが、
- 大工さんを労うという事。
*大工さんの質は、こちらで操作出来ないので、担当してくれる大工さんに最大限に頑張ってもらう為です。
つまり、
出来る限り、現場を見に行き、夜遅くまで現場で作業しているなら、暖かい飲み物を差し入れに行く。
1週間に2回から3回ぐらいは見に行って、行ったら
- 『こんにちは、よろしくお願いしますね~』
と言って挨拶をする。
このような声かけ、お茶だしを是非してもらいたいと思います。
最近では、昔からあるこのお茶出し、しなくて良いですよ~と言ってくれる会社さんの方が多いと思います。
が、お茶出しの本来の目的は、現場チェックと大工さんと仲良くなる為です。
なので、しなくて良いと言われても、現場にはなるべく足を運ぶようにしましょう。*お茶出さなくても…
大工さんに、この人の家だからしっかり建てないと!と思ってもらえる事が、重要です。
その為に一番重要なのが、施主様の顔がわかる。
と言う事。
消費税の増税に伴い、受注増で、おそらく住宅の現場は、かなりピリピリしています。
大工さんも休み返上で働いている方も多いと思います。
そうした背景を考えつつ、気配りと配慮は大切。
笑顔で、現場にはちょくちょく顔を出していきましょう。
ここら辺は、何も消費税増税で住宅の着工が重なっているからと言う話でもないのですが、このようなタイミングの時だから、しっかりとつくってもらえる努力がより一層お客様にも求められているように思います。
一度出来あがってしまっては、なかなか取り替える事が出来ない大きな買い物なので、是非現場チェックもするという考えを持って頂ければと思います。
参考記事:工事請負契約後の後は?
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